本記事のリンクには広告が含まれています

【ルームツアー】ガジェットブロガーのお部屋

私は引っ越す度に如何にして快適な空間を作るかに腐心してきました。1番やりやすかったのが一人暮らしの時ですね。ものを置く物量も1人分で済むし、誰にも咎められず好きなようにレイアウトできますので。。

しかし相方さんができてから「人のために施す部屋づくり」という考えに変わり、大きく模様替えに対するイメージが変わりました。

私は基本的に足し算のデザインが好きです。でもすぐに飽きて引き算のデザインを求めます。まとまりのない広告デザイナーであり、ガジェットブロガーである私の部屋の変遷。なので今回紹介するお部屋はスッキリしてたりゴチャゴチャしてたりと多様です。

そんな私の部屋歴史をちょっぴり紹介しますので、興味のある方はよかったら最後まで御覧くださいませ。

2016年〜2017年頃の私の部屋

今から約8年前の部屋。6畳1Kのひとり暮らしの部屋です。この頃マインドフルネスに傾倒しており、兎に角物量に囲まれた生活から脱出したくて、部屋を圧迫するモノを断舎離して必要最低限なものだけを残しました。

どうしてマインドフルネスに傾倒したかと言うと、現代社会はとにかく情報量が多く、目を瞑っていてもその渦から逃れることは出来ず、会社員で責務のある役職にいた私はいつしかストレス性うつ病に掛かりました。療養期間は1年半に続きました。そして通院していた病院から「マインドフルネス」というものを教えてもらい、実践してみたのがお部屋の断捨離という一つの手法なわけです。

効果はどうだったかというと、一定の効果はあったように思います。しかしそれでうつ病が治るほど甘いものではありませんでした。しかしお金が心細くなった私は、東京からの知人のSOSで転職を決め、療養中にも関わらずこの部屋を後にします。

今振り返るとこの部屋は私の理想の一つだったように思います。
物がない空間は色々と考える時間を生み、心に余白をもたらせてくれました。静かにじんわりと気持ちを落ち着けてくれる何かがこの空間にはありました。禅のような何かが。

部屋づくりに腐心したポイント

単に物が少なく寂しい部屋ではなく、如何に必要最低限のモノのみで精神的な充足感が得られる部屋づくりを目指せるかに重きを置きました。

2017年〜2018年頃の私の部屋

東京に引っ越したばかりの1K8畳の部屋です。風通しが非常に良い部屋で、それに応じるように風の通り道を邪魔しないように「物を置かない部屋」を意識してルームづくりをしました。夏涼しく冬暖かい、気密性に満ちた造りで、防音も非常にしっかりしていました。この写真が、ひとり暮らし最後の写真になります。

部屋づくりに腐心したポイント

如何にシンプルライフを楽しめる部屋にしたか、また余白を活かして圧迫感のない部屋にするにはどうしたら良いかといった部分に腐心しました。

2018年〜2019年頃の私の部屋

この頃から今の相方さんとお付き合いするようになり、荷物が2人分に増えました。ふたり暮らしでも意外と8畳でもイケるなぁと思いながら暮らしていましたが、この頃から私は時々思い立ったように多動になり、相方さんのためにも今あるこの空間をもっと良いものにしようと寝る間も惜しんで部屋づくりに勤しむようになりました。

とにかく足し算で空白を埋めていき、ワクワクと楽しいをテーマにした空間作りを行いました。思えばこの時の部屋づくりに対する活動意欲は異常なまでにあり、衣装のプラケースや雑誌、アルミ缶などをかき集めてベッドの土台を作ったり、ベランダにブロックを敷き詰めて芝生を敷き、ナチュラルになれるスペースを作ってみたりと文字通り寝る間も惜しみ、異常なまでに活動をひたすら行いました。

昔からこういう異常な行動を取る自分がいて、それがどうしても制御が効かず、行動の果てに体よりも脳が疲れてしまうのです。気になった相方さんが私を病院に連れていき、検査をした結果「ADHD」でした。長年苦しんでどんなお医者さんでも解明できなかった原因が解明できた喜びと同時に、私は「うつ病」と「ADHD」の2つを抱える事になりました。

この部屋は至ることころにワクワクするレイアウトと仕掛けがあります。相方さんも協力的ですごくアットホームな部屋になったと思います。こたつの天板はセレクトショップで買ったコラージュの額縁ポスターです。

部屋づくりに腐心したポイント

床の殆どのスペースをこたつ布団やらお布団やらを敷き詰め、ゴロリンとなれる自由度と、北欧テイストなデザインも取り入れ、ぬくもりを感じる部屋を目指しました。

2019年〜2020年頃の私の部屋

少し前にフリーランスになった私は、自宅にデスクを設置することにしました。そのために部屋を少しいじり、お客さんが来ても対応できる部屋づくりを行いました。同時にホームシアターにも凝りだしましたので、部屋のレイアウトを7.1chに対応出来るようアットホームな部屋を切り崩してこの8畳1Kの部屋を仕事空間に仕立て、どちらかというと足し算と引き算のバランスみたいなものを目指して部屋づくりを行いました。

部屋づくりに腐心したポイント

足しては引いて、足しては引いてを繰り返し、仕事場でありながら心のオン・オフがちゃんとつくように部屋に風通しがよく通る家具設置に腐心しました。

2020年〜2021年頃の私の部屋

このあたりから子どもの頃からの趣味であった「ガジェット」への熱意が急激に高まり、現在のガジェットシューの前身であるガジェットブログ「ガジェットマニアZ」を立ち上げ、ガジェットへの熱意を昂らせました。同時に趣味であった「ダーツ」にも強烈な熱意が上がり、1K8畳の部屋に業務用のダーツマシンを購入し、設置することに。

我ながらかなりイカれた部屋が爆誕しました。仕事のスキマ時間にダーツをひたすら投げる。相方さんもまんざらではなく、業務用ダーツマシンを購入するというイカれた計画に賛同し、互いに部屋づくりを行い、ダーツを共に楽しむ月日を重ねました。とにかくこの部屋は楽しかったです。アミューズメントの極みのような思い出の部屋。

部屋づくりに腐心したポイント

アミューズメントをテーマに、如何にワクワクした部屋づくりに出来るかを腐心しました。テーマは「個人ダーツバー」です。写真左側は美味しいカクテルが飲めるテーブルバーになっています。

2021年〜現在の私の部屋

クリックで拡大します

↑入居前に事前にAdobe Illustratorで家具配置のシミュレーションを行いました。

現在の部屋です。相方さんもリモートワークで自宅で作業することになり、1K8畳の部屋では手狭になり、1K12畳の部屋に引っ越しました。ダブルベットに大型ソファーを置きたかったので、物件の下見の時に徹底的に測量を行い、Adobe Illustratorにて縮図で荷物のレイアウトをシミュレーションしました。

シミュレーションは完璧な成果をもたらせました。自分でも怖いくらいに家具がぴったり収まり、導線も完璧な余白を生みました。ソファーの向こう側にはダブルベッドとデスクが2つ収まっています。ソファーは丁度よいパーティションとして機能しており、仕事のオン・オフの棲み分けが出来る空間作りが完成しました。良く頑張った、自分。

この頃はオーディオに凝っていたので、スピーカーケーブルに10万円払ったり、100万円するMcintosh(マッキントッシュ)のMA7200というプリメインアンプやSonus faber(ソナス・ファベール)の高級スピーカー・エレクタアマトールなどといったマニアックなオーディオシステムに心血を注いでいました。今では全て売り払っています。

部屋づくりに腐心したポイント

ソファーや大型ベッドなど、如何にして圧迫感のなくレイアウト出来るかに腐心しました。事前のレイアウトシミュレーションが全てを分けたように思います。

ルームツアーを振り返って

私の変遷と共に振り返ったルームツアーは如何でしたでしょうか。
お部屋全体を振り返って、部屋作りにおいて無意識のうちに行っていたなぁと気付かされたものは「照明作り」でした。

暖色の照明を1灯ではなく、多角的に配置することによりフラットな灯りではなく、影をコントロールして必要な箇所だけ光を当てることが出来ます。

影が出来る部分は「闇という名の余白」です。
落ち着きを生むために視界に入る情報量を闇で削ります。
これが落ち着きを産むのですが、蛍光色ではなかなか実現できません。なので電球色です。

より効果的にこれらを行うにはスポットライトが一番いいのですが、時代に取り残され入手しづらくなって来ました。それにSwitchBotと連携させたいので今ではHueライトを使っています。

照明作りが上手くいくと部屋は驚くほど楽しいものになります。私もまだまだ道の途中。

これからももっと色々と研究して、楽しい部屋づくりを行っていきたいと思います。
最後まで有難うございました。

以上、ガジェットブロガーのルームツアーでした。

お勧めスマートライト!

スマートリモコンはこれ!

START
END