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業務用ダーツマシンを個人で購入する手順とメリット・デメリット

DARTSLIVE2EX

最終更新日:2025年5月19日

みなさんこんにちわ。
数年前に業務用ダーツマシンを購入し、自宅に設置した経験のある筆者です。

ダーツにハマればハマるほど、自宅に業務用ダーツマシンを置きたいと考えたこともある人も多いのではないでしょうか?

そんな夢を叶えるための手順とメリット・デメリットをこの記事でお伝えしますので最後までお読み頂ければと思います。

自宅にダーツマシン導入を考えたきっかけ

柱にセッティングしたDARTSLIVE-200S
筆者が最初に買ったダーツボード「DARTSLIVE-200S」

ダーツってすごく気軽に楽しめるゲーム(スポーツ)なんですね。
ダーツボードとダーツの矢が三本あれば遊べる。なんともコスパが高くて、省スペース。
自宅で遊ぶには申し分のない趣味なわけです。

しかも最近のダーツボードはインターネットに繋ぐことができ、オンラインで対戦をすることができます。しかし個人用のダーツボードは「矢の刺さり具合の感触」が業務用マシンとは大きく異なり、突き詰めていくと業務用のダーツマシンを設置したいと思うようになった訳です。

ダーツバーが楽しいのはあのダーツマシンのクオリティとバーの雰囲気という2つのポイントに違いない!と。

DARTSLIVE2 EXってどんなマシン?特徴と魅力

ダーツバーで今でも一番の設置率を誇るのが「DARTSLIVE2EX」です。
ダーツマシンに液晶ディスプレイを設置し「アワードムービー」という派手な演出を実現し、ダーツに新たな楽しさの風を吹き込んだのがこのマシンですね。

ダーツマシン自体もセグメントにLEDを組み込み、刺さった箇所のセグメントが光る様になり、それまでの地味なダーツマシンとは打って変わり、エンターテインメント性の高さを売りに出して大ヒットしました。

私が購入したのもこの機種です。

購入手順:業務用ダーツマシンはどこで買えるの?

DARTSLIVE2EXの業務用筐体ですが、主な購入先はヤフーオークションになります。

価格は状態によりけりですが、20〜30万円前後に送料を足した金額で買えますので、個人で購入しようと思えば買えてしまう金額ですね。

購入の手順としては、ヤフオクにて販売業者の説明欄を読んで「設置対応可能」か「要引き取り」かをしっかり調べておきます。重量は100kg以上あるので余程の方でないと一人で引き取りから設置まで難しいと思います。

また、サポートを行ってもらえるかどうかも聞いておきましょう。
この二点をちゃんと下調べしておけば問題ないと思います。

競合機種に「フェニックスダーツ| PHOENIXDARTS」という機種もあります。
こちらは少しだけ相場が安いように感じますので、DARTSLIVEにこだわりが無ければ、そちらの購入も熱いですね。他にもジモティーなどでもたまに出品されていたりします。

ヤフオクやジモティーが心配だという方は店舗購入になりますが、中古の店舗というのが意外と少なく、以下のような店舗で買えます。しかしヤフオクやジモティーで販売している方の多くは業者さんなので、事前にしっかり話しておけばHIVE CREATIONともつながりがあるはずなので、メンテンナンスも安心だと思われます。

お店で買うなら以下の店舗がメジャーです。

クラウドナイン アミューズメント事業部

それで、自宅にガチなダーツマシンを購入して置いてみた

DARTSLIVE2EXとグランボード3
自宅の業務用ダーツマシンと右はGRANBOARD3s

最初は家にガチなダーツマシンを置いても良いのだろうかと日が経つごとに悩んだのですが、いざ設置の日になり業者さんが上下二分割にされたDARTSLIVE2EXを見て、少しニンマリしてしまいました。

あのダーツマシンが本当に我が家に来るのかと。
設置を終えたダーツマシンは堂々たるもので電源を入れると低音の効いたあの音楽が流れ気分を盛り上げてくれます。

色々と購入までに悩んだ業務用ダーツマシンの個人購入ですが、結果買って良かったです。

お部屋もダーツバーっぽくしてみた

ダーツバーっぽくしてみた部屋

業務用筐体のDARTSLIVE2EXの導入に合わせて、お部屋のレイアウトやライティングもダーツバーっぽくしてみたのですが如何でしょうか?

カウンターテーブルにドリンク類の棚も設置して…あー完全に自己満足の世界ですね。

ダーツマシンを置いたことにより、模様替えが中々融通の効かない部屋になってしまいましたがこれはこれで仕方がありません。

でもこれでもきっちりと寝る場所とお仕事をする場所を確保しています。

業務用ダーツマシン・DARTSLIVE2EXの導入のメリット

DARTSLIVE2EXに電飾をつけてみた
暗闇に綺羅びやかに浮かび上がるダーツマシン

メリット1:圧倒的な所有感

何と言ってもその所有感です。実際のダーツマシンが家の中にあり、いつでも無料でプレイが可能というのは何事にも代えがたい夢ではないでしょうか。

メリット2:家庭用とは違う上質な刺さり心地

これはプレイする上で一番感動したのですが、セグメントの質が家庭用ダーツボードのそれとは違い、圧倒的にいいんですね。刺さりやすく、音も程々に静か。家庭でプレイしてもお隣さんにご迷惑をかけることもありません。

メリット3:演出が楽しい

家庭用ダーツボードとは違い、セグメントが光り、大型モニターでアワードムービーが流れます。この圧倒的な演出の楽しさはプレイの楽しさに通じ、気がつけばあっという間に時間が過ぎています。

メリット4:人脈づくりに役立つ

家に業務用ダーツマシンを置いてる人って滅多にいません。ダーツ仲間にその話をすると、お家見学に来たがる人が結構な割合でいます。そんな興味を持った人たちと親交を深めるには最適なコミュニケーションツールになります。実際これキッカケで知り合い、仲良くなった方が何人もいます。

メリット5:視線を気にせず自主練ができる

意外と大きなメリットが、実際のダーツバーに置いてあるマシンで、下手くそな自分の姿を見られる事もなく黙々と自主練できるということです。これは私にとっては結構大きなメリットでした。

緩和休題:実際に業務用ダーツマシンでダーツを投げてみた

では実際にダーツの「カウントアップ」ゲームを投げてみましたので、良かったら箸休めにどうぞ。

業務用ダーツマシン・DARTSLIVE2EXの導入のデメリット

良いことばかりではなく、業務用ダーツマシンの導入によって生じるデメリットは意外と大きく、それを覚悟して導入しなければなりません。以下に代表的なデメリットを記載いたします。

デメリット1:重たいので移動は不可能

DARTSLIVE2EXの重量ですが、約110kg〜130kg(※販売時期・設置パーツ有無で多少変動あり)あります。一人では移動は不可能なので、設置を行う際は後述します仕様を元に、置き場所をしっかりと決めてください。

デメリット2:基盤操作・修繕は自分で行う

DARTSLIVE2EXはある程度基盤の操作が発生します。と言ってもそんなに難しくないので、購入先の業者さんに納品時にちゃんと教えてもらいましょう。また、消耗品としてセグメントの破損などがあります。これは自分で修繕を行う必要があります。とは言ってもこれもそんなに難しくないのでYoutubeを見ながら修繕にトライしてみてください。

デメリット3:DARTSLIVEカードは記録できない

これが一番のデメリットではないでしょうか。ダーツバーとは違い、オフライン専用マシンになりますので、ライブカードにスタッツが記録できません。
そんなのつまんないじゃん!という人のために、Excelでスタッツ計算ができる表を作りましたので、後述するリンクからダウンロードしてくださいね。

デメリット4:オフライン専用マシンであるその他弊害

先程も述べましたが、オフライン専用のダーツマシンという運用方法になりますので、全てが初期設定です。アワードムービーもノーマルのもので、限定アワードやテーマなどはありません。全てが初期設定です。

デメリット5:運搬や設置を自分で行う必要がある場合もある

ヤフオクやジモティーで買う場合、引き取りでの販売を行っている場合もあります。購入前に条件をしっかりと読みましょう。

おさらい:購入時に注意すること

実際に業務用のダーツマシンであるDARTSLIVE2EXを購入する際は事前に注意すべき点のおさらいを述べます。

  • DARTSLIVE2DXというよく似た古い機種があるので気をつけること
  • 発光シートが経年劣化してて盤面が暗い機種があるので注意!
  • 重量がすごく重いので一人での搬入は不可能。搬入までやってくれる業者から買うのがベスト。またはジモティーなどで搬入を手伝ってくれる人を募集するなど。
  • 一旦設置すると重量的に移動はほぼ不可能なので、予め設置場所を確保すること。
  • モニターを横付けにする場合は、別途モニター横付けアタッチメントを購入するひつようがある。(ヤフオクで売ってます。)
  • 個人購入はダーツマシンのオンライン契約ができないので、DARTSLIVEカードが使えないのを知っておいてください。

メンテナンスはどうしたらいいの?

業務用のダーツマシンといえど、盤面の耐久性は家庭用ダーツボードよりもやや頑丈なくらいです。一番壊れやすいのはセグメントと電源周りですね。

じゃあそのセグメントや電源をどこで買えばいいの?というとダーツハイブというお店で購入すると良いでしょう。ここならなんでも揃っています。

もし万が一売ってなくても大丈夫。

行きつけのダーツバーに相談すれば、快い店長さんなら「ハイブクリエーション」という業者を紹介してくれるはずです。

イザという時に頼れるメンテナンス先があると助かりますね。

オフラインプレイでも楽しめるExcelのスタッツ表を公開!

Excelで作った無料配布にスタッツ表
オリジナルのスタッツ表

DATSLIVE2EXって欲しいけど、インターネットに繋がらないんだよな…せめてライブカードにスタッツが記録できればモチベーションも上がるのに…という方のために、Excelである程度手入力は必要ですが、自分のスタッツを記録できるスタッツ表を作りました!

もちろんレーティングも自動計算してくれる機能付き!80%スタッツ対応!
以下のダウンロードボタンをクリックすると、ZIPファイルがダウンロードされますので解凍していただき、Excelで開きますと上記の様に二分割された表が展開されると思います。

右側の表は手入力で入力していただくスコア表。左の表はそれを反映してリアルタイムでレーティングを表示してくれるスタッツ表になっております。また、画像には載っておりませんが、スタッツの推移が分かる折れ線グラフの分析ページも搭載!
また、二名分のプレイヤーの記録ができます。夫婦やカップルで楽しんでください^^

色んな方の協力で完成したスコア表です。
是非楽しんでみてくださいね。

\以下のボタンからスタッツ表をダウンロード!/

他にも色んなダーツボードがある〜家庭用ダーツボード編〜

今回はガチなダーツマシンを個人で購入する!を紹介しましたが、業務用のマシンをそのまま家に持ち込んでいる人なんて当然少数派です。

なのでここでは筆者がおすすめする家庭用ダーツボードを紹介したいと思います。
どれもハイスペックなダーツボードです。

まずは「DARTSLIVE-HOME」です。
これは新しく発売された機種でして、前機種のDARTSLIVE 200Sから形状も含めて大幅に進化し、家庭で業務用の「DARTSLIVE3」が楽しめるマシンをしてアップグレードしてきました。

前機種のDARTSLIVE200SではアップデートでDARTSLIVE3が楽しめましたが、こちらはデフォルトで対応。面倒な調整が必要ありません。
スマホと簡単に連動して迫力のあるダーツが楽しめます。
自宅のダーツボードと言えばまずこのDARTSLIVE HOME!

次にご紹介するのは「GRANBOARD3s(グランボード3s)」です。
このボードの特徴は何と言ってもオンライン対戦の機能の高さです。
色んなゲームの設定が細かく行え、オンラインの人口もNo.1なんですね。

そしてこのGRANBOARD3s(グランボード3s)はナンバーが光るんです!
クリケットなどでナンバーが光ると分かりやすいんですよね^^

また、ゲームの演出で様々な光り方をするのでユーザーを飽きさせることがありません。
もちろんスマホとも簡単に連動しますのでとてもオススメなボードです。

自宅のダーツボードでありながら、とにかく凝った作りが売りのオススメダーツボードです!

更にこのGRANBOARDには姉妹品があり、こちらは光らないバージョンでその分安くなっているので初心者にはオススメな逸品「GRANBOARD DASH(グランボード・ダッシュ)」です。

こちらも、もちろんスマホと連動して迫力のあるゲームが楽しめるようになっています。

他にもまだまだ色んなエレクトリック・ダーツボードがありますが個人的には使ってみた上記の三種がオススメです。

マイダーツを持とう

マイダーツ
筆者のマイダーツ

ダーツバーやアミューズメント施設に行くと、「ハウスダーツ」と呼ばれるものが置いてあり、無手でお店に行っても楽しめるようになっています。

しかしこのハウスダーツはお店によって仕様がバラバラなんですね。

なのでダーツショップやネットショップなどでマイダーツを購入することをオススメします。
マイダーツを持っていたほうがテンションも上がりますしね。


↓初心者に一番オススメしたいのがハローズのアサシン。
癖がない形状でとても投げやすいく、コスパも良いのが特徴です。

↓いきなり最強を求めるのならこれ!星野光正選手というプロのモデル「パイロ G7」です。
すごくグリップが決まりやすくて末永く使えるダーツです。

↓重量があってとても投げやすい形状のロングセラーモデル「トリニダード ロペス4」
ダーツは重いほうが安定して飛ばせる傾向にあります。

マイダーツに関しては以下にも記事を書いてみましたので、良かったら御覧ください。↓

使い古したダーツケース

DARTSLIVE2EXを購入するにあたってのQ&A

大体まとめましたが、ダーツマシンを購入するにあたって気になる点などあるだろうな、と思いQ&Aを設置しました。

「DARTSLIVE2EX」を自宅に設置するのにどれくらいのスペースが必要ですか?

DARTSLIVE2EXの推奨設置スペースは幅約1.5m、奥行き約3.5m以上です。投げるためのプレイラインからターゲットまでの距離(約2.44m)を確保する必要があります。また、高さ約2.1mの機体が収まる天井高も必要です。

電気代はどのくらいかかりますか?

一般的な使い方での電力消費は1時間あたり約50~70W程度です。1日1時間の使用で月額数百円程度が目安となります。ただし、電源を長時間つけっぱなしにすると電気代が上がるため、使わないときは電源を切るのがおすすめです。

本体の購入以外に必要な費用はありますか?

本体以外に必要な費用として、以下が挙げられます:

  • ダーツボード周辺の保護マット(床や壁の傷防止)
  • ダーツセット(シャフト、フライト、チップなど)
  • アプリ連携を利用する場合はDARTSLIVEカード(別売り)
    これらを考慮して予算を組むと安心です。
「DARTSLIVE2EX」は自宅で簡単に設置できますか?

設置自体は2~3人で作業できれば可能ですが、重量が約100kgと重いため、配送業者に搬入設置を依頼するのがおすすめです。設置後は電源をコンセントに差し込むだけで簡単に使えます。

オンライン対戦機能は自宅でも使えますか?

いいえ、個人使用においてはオンライン対戦は出来ません。もっと言えば、インターネットの接続が許可されてないため、アップデートにまつわる事もできません。※ライブカードに記録も出来ません。
それを踏まえた上で購入しましょう。セグメントの刺さり心地は最高ですよ^^

ダーツが好きすぎて自作したアワード動画

ダーツがあまりに好きすぎてアワードムービーの動画を作ってしまったので最後におまけとして掲載させていただきます。自宅のダーツマシンにどうにかしてインストールできないかなぁ。

↓ワンブルアワードムービー

Video:ガジェットマニアZ

↓LOWTONアワードムービー

Video:ガジェットマニアZ

↓ハットトリックアワードムービー

Video:ガジェットマニアZ

こんな感じでオリジナルのアワードムービーを作ってみました。

まとめ

変な風に刺さったダーツ二本
ダーツをやってるとたまにこんな奇跡も…

ダーツは本当に矢が三本あればできる手軽なゲーム(スポーツ)で、いつでもどこでも遊ぶスポットが数多く点在しています。

センスの有る人だと数ヶ月で上級者の仲間入りをすることもでき、自分の実力が本当によく分かる面白いゲームだなと思います。

現在の世相は非常に不安定です。
以前のコロナ騒動の時はダーツボードがすごく値上がりしました。

またいつ戒厳令の自粛生活が始まるか分かりません。
そんな時のために、あらかじめこの記事が知識として役立つことを願って今日はペンを置こうと思います。

長文にお付き合いくださいまして有難うございました。

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