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【ガジェットレビュー】NovaPort Trio II: 次世代充電規格に対応した140Wのモンスター充電器

製品提供:株式会社CIO

充電器の端子もUSB-AからUSB-Cに世の中はすっかり移行が終わりつつあるこの頃、皆さんはどっちを使ってますか?

USB-CだとPD充電と言って対応した充電器であれば、高速な充電が出来るようになるんですよね。

今回ご紹介する充電器は、2024年12月20日、まさに本日発売のモンスタースペックを持つ、CIOの自信作の新作充電器「NovaPortTrio II」。しかもとても小さいという。

そして余裕の140Wで次世代の充電規格であるPPS充電にも対応しており、まさに新時代の充電器なんですよね。

この充電器がマッチする人

  • とにかくミニマムスタイルでノマドに持っていきたい人
  • PPS充電で爆速低温の充電をしたい人
  • 140Wの大容量を必要とするガジェットマニア
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「NovaPort Trio II」の特徴

  • 最大140Wの強力充電
    140Wとという出力がどれだけ凄いかと言うと、MacbookPro16インチモデル(2021年以降)や、ゲーミングノートなどの消費電力が激しいPCなどにおいても安定した電力を供給することが可能なんですね。また、単一でワット数を求められる機器だけではなく、液晶タブレットやスマホ、ゲーム機などに同時に繋いでも余裕の電力供給が可能なんです。このくだりは次の項目で説明します。
  • PD充電対応
    PD充電はご存知でしょうか?USB-Cの登場が可能とした充電方式で、所謂高速充電とはPD充電のことを指します。過去にガジェットマニアZでも紹介しましたが、充電速度がとても速いんですね。現状のほぼ全てのAndroidスマホやタブレットはPD充電に対応しています。もちろん現行品のiPhone、iPadも対応済み。
    PD充電器の記事についてはこちらもチェック!
  • PPS充電にも対応!
    そしてPPS充電はと言うと2017年に発表された最新の規格で、電圧を3.3V~21Vの範囲で0.02V単位で細かく調整可能。電流もデバイスの要求に応じて柔軟に変更できます。これにより、デバイスのバッテリーに負担をかけることなく効率的な充電が可能。現行のガジェットではSamsung Galaxyシリーズ(例: Galaxy S21/S22/S23シリーズ、Galaxy Noteシリーズ)等がPPS対応のようで、まだ新しい規格ということもあり、これからの充実が期待される規格です。充電速度もPD充電を上回るのだとか。iPhoneなんかは対応まだなんですよね。でも、これを買っておけばいつでも新時代ウエルカムなので商品的には高い訴求力を持っています。
    PPS充電の詳しい説明はこちら!

こだわり抜かれた3つの「N」

上記の特徴だけでなく、この充電器にはPPS充電機能による3つの付加価値があります。その中には安全性に関わるものもあり、このガジェットが如何にユーザー目線で作られているかを感じさせます。

Nova Intelligence
最適化された電力の振り分け

複数ポートでの効率的な電力分配を実現する技術です。
接続されているデバイスの充電要件(電力消費量、バッテリー残量など)をリアルタイムで解析し、必要な電力を動的に振り分けます。
例えば、ノートPCとスマートフォンを同時に充電する場合、それぞれのデバイスが最適な速度で充電されるように調整します。

メリット
  • デバイスに過剰な電力が供給されることを防ぎ、バッテリーの寿命を保護。
  • 効率的な充電でエネルギーを無駄にしない。
  • 複数デバイスを接続しても充電速度を最大限に活用可能。

NovaEngine
GaNチップをダブルで搭載

GaN(窒化ガリウム)技術を採用した2つの高性能チップを搭載。
GaNは従来のシリコンベースの半導体と比較して、より高効率で小型化・軽量化が可能です。
ダブルチップ構成により、より高出力(例: 140Wなど)を安定的に供給し、効率的なエネルギー管理を実現。

メリット
  • 高速充電: 高出力が安定して供給されるため、充電速度が向上。
  • 小型化: 従来の大容量充電器よりも軽量で持ち運びが便利。
  • 効率性: 電力損失が少なく、発熱を抑えつつ高出力を維持。

NovaSafety 2.0
温度自動コントロール

内蔵されたセンサーで充電器や接続デバイスの温度をリアルタイムでモニタリング。
温度が上昇した場合、自動的に電力を調整して発熱を抑える仕組み。
これにより、充電中の安全性が向上し、火災や過熱による事故を防ぎます。

こんな感じで3つの強力な訴求点があり、只者では無い充電器としての実力を感じさせます。

メリット
  • 安全性: 過熱や短絡によるトラブルを回避。
  • バッテリー保護: 過熱を防ぐことでデバイスのバッテリー寿命を延ばす。
  • 安定性: 温度に応じた電力制御で持続的に安定した充電が可能。
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まずはパッケージから見ていく

白を基調に差し色にシアンが鮮やかなパッケージ。製品ロゴに特色を使うなど、お金の掛かったパッケージで捨てるのが勿体ないです。

サイズ感もとても考えられていて、この中にミニマムな充電器が収まっているとは考えられません。前回レビューしたスパイラルケーブルもそうなのですが、CIOさんはパッケージ作りが上手いなぁと感じます。いつも思うのですが、パッケージって手の抜きどころがすぐに分かるので、これは良いものだ!と初見で思えるガジェットってそうそう無いんですよね。

それでは中身を見ていきましょう。

付属品はとてもシンプルこれもCIOさんの拘りなのでしょうね。無駄がなくてスッキリとしています。メッセージカードに取説、キャンペーンQRコードの紙の3つのカードがコンパクトに収まっています。
余計な冊子が入っていなくてとても好感が持てます。

充電器本体はANKERのUSB-Aの4口に比べるとやや小さいくらい。重量はすこしズッシリとしております。
しかしあくまでこのサイズでの話なので、モバイルに持ち出すのに億劫になるほどではありません。端子は3つ。全てUSB-Cです。

「NovaPort Trio II」は充電器にしては珍しく、シボ加工が成されており、手触りがとても良いです。
ツルリとした表面に比べて滑り止め効果もありますので、とても持ちやすく手に吸い付くようです。

私が普段使用しているANKERの充電器と比較してみました。CIOの方が僅かに小さくて薄いです。実際に手に取ってみると、その差は想像以上で、とてもコンパクトでガジェットポーチの収まりもよく、ノマドでも持ち運びがしやすいです。

実際の充電テスト

実際にiPhone、MacbookPro、モバイルバッテリーの3つを充電して速度を測ってみました。

iPhone14

まずは筆者のiPhone14での充電テストです。トリクル充電が作動しないように、50%以下のバッテリー容量まで削ってテストしてます。因みにこれから計測する3機種はどれもPD充電対応で、PPS充電は出来ません。いずれPPS充電可能なガジェットを手に入れた時はまた再度試してみたいと思います。さっそく充電開始。

充電コードと充電器の間には電力測定器をかましています。すぐに9Vに切り替わり、約17Wの供給電力を示しており(目視で一瞬20Wまで行きました
高速充電の力をしっかりと示してくれました。iPhone14は最高で27Wの供給電力を示すので、もしかしたらケーブルを変えたらもっといい結果になるのかも知れませんね。

MacbookPro

次は編集部員のNAO所有のMacbookPro(13-inch 2016)を充電してみました。最大で60W前後の電力供給が可能なのですが(バッテリー50%以下時)、その実力は如何に?

結果は20Vの48W!(目視では55Wまでいきました。)実力的にはとても満足な数値がでました。MacbookProのあの重たくてデカい充電器をもちあるかなくても、「NovaPort Trio II」を代替えしてしまえば、コンパクトなノマドスタイルが実現可能です。
しかし惜しいのは、Apple製品はどれも未だにPPSには対応していないので、今はPDで我慢ですね。しかし140Wとというスペックはこの時代のMacbookProを二台同時に給電できるのか…すごいですね。

モバイルバッテリー

最後はELECJETのApollotravelerの5000mAhのモバイルバッテリーです。もう2〜3年くらい使っているモバイルバッテリーですが如何に?

結果、20Vの51Wという今回一番の充電速度を発揮してくれました!
まさかここまでの結果になるとは予想だにせず…
充電をしばらく眺めてたのですが、モバイルバッテリーのインジケーターがギュンギュン点灯していく様をみることができました。

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NovaPort Trio IIを選ぶ理由

電源の差し込みは跳ね上げ式を採用

圧倒的なパワー:最大140W対応

最大140Wという強力な出力により、ノートPCからスマートフォン、タブレットまで幅広いデバイスに対応。特に、消費電力の高いMacBook Pro(16インチモデル)やゲーミングノートPCにも安定した電力を供給できます。

PPS充電対応で次世代充電を先取り

PPS(Programmable Power Supply)充電に対応しているため、デバイスに最適な電圧・電流を自動調整。これにより、充電効率が向上し、バッテリーへの負担を軽減します。特にSamsung GalaxyシリーズのようなPPS対応デバイスをお持ちの方には最適です。

GaN技術採用で小型・軽量化

GaN(窒化ガリウム)チップを採用することで、高出力ながら従来の充電器よりも小型化・軽量化を実現。モバイル性を重視する方や、ノマドワークで持ち運ぶ方には最適なサイズ感です。

安全性を重視した設計

「Nova Safety 2.0」を搭載し、温度センサーでリアルタイムに発熱をモニタリング。発熱時には電力を自動調整し、過熱や火災のリスクを低減します。安心して長時間使用できる点が大きな魅力です。

多ポート充電の利便性

USB-Cポートが3つ搭載されており、複数デバイスを同時に充電可能。それぞれのデバイスが最適な充電速度で電力を受け取れる「Nova Intelligence」の技術により、効率的な電力分配が可能です。

高い互換性

「NovaPort Trio II」は、PD充電やPPS充電をサポートしているため、ほぼ全ての現行デバイスに対応。また、Apple製品やAndroidデバイス、ゲーム機、モバイルバッテリーなど幅広いガジェットに使用可能です。

プレミアムなデザインと使いやすさ

シボ加工の施された手触りの良い外装は、滑り止め効果があり持ちやすい設計。さらに、コンパクトなサイズ感で、ガジェットポーチに収まりやすく、持ち運びにも便利です。

コストパフォーマンスの高さ

この性能と機能性を持ちながら、コストパフォーマンスに優れている点も注目ポイント。多機能な高性能充電器を求めるガジェットマニアにとって、コスパの良い選択肢となります。

まとめ

「NovaPort Trio II」は、充電器の未来を感じさせる最先端スペックと実用性を兼ね備えた製品でした。最大140Wの強力な出力は、MacBook ProやゲーミンのノートPCなどの高負荷デバイスからスマホやタブレットまで、幅広い機器に対応し、安定した電力供給を実現します。また、最新のAndroidデバイスをお持ちであれば、PD/PPS充電対応で、効率的かつバッテリーに優しい充電が可能なのも大きな魅力です。

さらに、「Nova Intelligence」「NovaEngine」「NovaSafety 2.0」の3つのこだわり技術が搭載され、安全性や効率性をさらに高めています。パッケージデザインや本体の質感など、細部にも配慮されており、日常使いにも携帯にも適した充電器と言えますね。

実際の充電テストでも優れた性能を発揮し、さまざまなデバイスで満足のいく結果を得られました。現行のApple製品はPPS非対応ですが、将来の規格対応を見据えた選択肢としても価値があります。コンパクトかつ高性能な充電器を探している方には、ぜひおすすめしたい一品です。

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プロフィール背景画像
TOMO広告ディレクター・デザイナー
広告デザイン歴20年、ガジェット好きのトランスジェンダーです。 2021年2月より「ガジェットマニアZ」を運営開始し、ガジェットに関する記事を発信しています。最新の技術や製品に触れながら、ガジェットの情報発信をしています。他にもファッション・キャンプ・登山・ダーツ・料理(調理師歴8年半)・オーディオ・ホームシアター・文房具・ゲーム好きです。

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