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Meta Quest 3Sを買ってつまづく12のあるあるを解決

Meta QuestのVR世界、物凄い没入感ですよね。でも初めの頃は分からないことだらけでLINEのオープンチャットで聞くこともしばしば…でもなかなか覚えられない…

そんなユーザーのためにMeta Quest 3Sを買って最初につまづきやすい12のあるあるの悩みを解決していこうという試みです。どれか1つでもあなたに当てはまればそれで良いかなと思って今回執筆します。

その1.初回のセットアップでつまづく

初回のセットアップ、私は沼にハマりました。セットアップと格闘して数時間、やっとセットアップができた時の喜びは忘れられません。ということでまずはつまづきやすいところから。

Meta Quest 3Sの初回セットアップでは、まず本体の電源を入れると、最初にWi-Fiへの接続が求められます。

これはソフトウェアのアップデートや機能を利用するためにインターネットが必須だからですね。自宅や使う場所のWi-FiのSSIDとパスワードを入力して接続が完了すると、次にMetaアカウントでのログインや新規登録の画面になります。

Metaアカウントを持っていない場合は、メールアドレスやパスワードを登録し、本人確認のメールを開いて認証作業も行うことになります。
この一連の流れを進める途中で、最新のアップデートが見つかった場合は自動でダウンロードとインストールが始まり、その分待ち時間が発生することも多いです。

また、Meta Questのセットアップは本体だけで完結せず、スマートフォンにMeta Questアプリを入れて連携作業を進める必要があります。スマホアプリの通知に従って認証番号を入力したり、本体のシリアル番号を読み込んだりする工程が追加されるため、特にはじめての場合は全体として思った以上に時間がかかってしまうことがあります。

セットアップ途中でWi-Fiがうまくつながらなかったり、パスワード入力を間違えたり、アカウント登録の認証メールが届くまで数分かかったりと、何かと手間取るポイントが多いので、落ち着いて手順ごとに進めていくことが大切です。

Meta Quest 3Sの初回セットアップが思ったより時間がかかる問題には、いくつかの解決方法があります。まず、Wi-FiのSSIDとパスワードを事前にメモしておき、スムーズに入力できるよう準備しましょう。

また、スマートフォンにMeta Questアプリを先にインストールしておくと連携が手早く進みます。Metaアカウントの新規登録もあらかじめ行い、認証メールにすぐ対応できるようメールアプリも開いておきましょう。

万が一アップデートや認証で止まった場合はWi-Fiの通信状態を確認し、再起動を試すことで解決する場合が多いです。

Meta Horizon

Meta Horizon

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その2.スクリーンショットが撮りづらい

メタクエストでは見ている画面をスクリーンショットすることが出来ます。
やりかたは右コントローラーのMetaボタンを押しながら右コントローラーのフロントトリガー引く、という方法なのですが、これが結構難しいんです。何度試しても動画録画が発動してしまう。。私は最初これにハマりました。皆さんもこんな経験ありませんか?ブログをやっている方はスクショは命。もっと簡単な方法はないか…あります!
やりかたは簡単。右コントローラーのMetaボタンを押しながら、左コントローラーのフロントトリガーを引くだけ。
これで厄介な動画録画を避けて、スクリーンショットを撮ることが出来ます。
ぜひ覚えておいてくださいね。

その3.コントローラーの電池の交換の仕方が分からない

ここもMeta Quest 3Sを買ったばかりの方がつまづきやすい箇所です。
電池カバーをスライドさせるのは何となくわかるのですが、どうやったらスライドさせたらいいのか分からない…実はスライド式ではなく、ボタン式なんですよね。写真の右親指の部分がボタンになっていマウスので、そこをプッシュするとパカって電池カバーが開くんですよね。これはすごく分かりづらい!分かってしまえばなんて事ないのですが、こんなの分からなくてずっとループしてると思うんですよね。

その4.度付きレンズがハマらない

私は目が悪く、乱視もあるので度付きレンズが欠かせないというのは以前書いた通り。
なのでROOX Onlineで度付きレンズを買ったのですが、これがどうやっても既存のレンズに付けられない…
最終的にレンズと度付きレンズの形を合わせ、グリグリと力技でやったらハマりました。てっきりマグネットかなんかでハマるかと思っていたので、最初は焦りました。なので困った時は力技ではめてみて下さい。意外とパコンとハマります。

その5.コントローラーが見つからない

コントローラーを準備せずにゴーグルを被ると、デフォルトではARでなくVRが画面に拡がってコートローラーどこー?
てなるのはあるあるだと思います。(私も未だになります)そんな時、写真の赤枠の部分を人差し指で刺してからつまむと、ARに切り替わります。これで視界がひらけ、コントローラーを安全に取れます。これ、結構日常的に起こるので覚えておいてくださいね。

その6.VRChatのギミックの操作が分からない

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大人気のVRチャットアプリ「VRChat」でギミックの使い方が分からない!そんな方は多くいるのではないでしょうか。私もそうでした。何かを掴んで把持する場合は掴みたい対象物に腕を伸ばすと青色になりますので、コントローラーのセカンドトリガーを引くと掴むことができ、長押しすると把持する事が出来ます。

また、2段階ギミックのアイテム(例えばマヨネーズなど)はセカンドトリガーで掴んでから、フロントトリガーを引いてやると、ギミックが作動します。※ここではマヨネーズを掴む→マヨネーズを放出するなど。

ちなみにVRChatの各ワールドには色々なアイテムを取り出すことが出来、取り出したアイテムに当たり判定を付けることが出来ます※何もしないとアイテムをすり抜けます。
当たり判定を付けるには、ワールド中に置かれた「コライダー」と呼ばれるボタンを押すと、対象のアイテムに自身のアバターと当たり判定を付けることができます。

その7.VRをずっと続けると酔う

VRをいざ楽しんでいると、少し気持ち悪くなってきた…こんな経験の人、多いのではないでしょうか。私は三半規管が弱いので、滅茶苦茶酔いました。そんな厄介なVR良いですが、回数を重ねる毎に次第に耐性が着いてきます。

身体が未知なる体験に着いてこれてないんですね。なので繰り返しVRを見続けることによってVR酔いしづらくなります。なので今は耐性を付けるんだと意識して頑張りましょう※もちろん気持ち悪くなったら無理ぜずゴーグルをはずして下さいね。こまめに付け外しして慣れていくのがコツです。

私は三半規管が弱く、持病も持っていますがVR酔い慣れました。

その8.視界がボンヤリする

メガネの人、または度付きレンズを付けているのに視界がなんだかボンヤリする…
その原因「IPD調整」が原因かもしれません。
IPD調整とは(瞳孔間距離)つまり左右の瞳孔の中心同士の距離に、XRデバイス(VRゴーグルやARグラスなど)のレンズ間の距離を合わせることを指します。人によってIPDは違うため、これが合っていないと映像がボヤけたりします。

Meta Quest 3Sでは、レンズを物理的にスライドさせることでIPDを調整します。
ヘッドセットを手に持ち、レンズの外側にあるグレーのカバー部分をつかみます。
レンズを内側または外側にスライドさせて、3つのプリセット(58mm/63mm/68mm)から最も自分の目の間隔に近いものを選びます。

また、それでも視界がボヤける場合は、ゴーグル全体を上下に移動させてみてください。この操作でピントが合う事があります。(私は毎回調整しています。)

その9.コントローラーを左右逆に持ってしまう

VRモードにした時に特に起こりやすいのですが、一旦置いたコントローラーを再び持った時、左右逆に持ってしまう…あるあるですよね。
両方とも特徴が似ているため、持ち直そうにも判別が付きづらいんです。
そんなイライラは、養生テープで解決。

触覚が分かりやすい物を目印にすればVRモードでもサッと持ち直すことが出来るんですね。
なので私は絆創膏で右のコントローラーにマーキングして触覚の目印にしています。
テープが剥がれてもベタベタしないですし、お金も掛からないカスタマイズなのでオススメです。※養生テープの方がザラザラしていて触覚がわかりやすいかもしれません。

その10.ハンドトラッキングが覚えられない

ハンドトラッキング、中々覚えられないですよね。たまに使うとあの操作どうだったっけ、となる事が多いこの操作。そんなハンドトラッキングを以下にまとめましたので、備忘録としたお使いくださいね。

ジェスチャー動作内容・用途
ピンチ(つまむ)人差し指と親指をくっつけることで「クリック」や「選択」を実行。マウスのクリックに相当し、アイコンやウィンドウの選択・移動に使います。
スワイプ指や手のひらを左右・上下に動かすことで、画面のスクロールやページ送りができます。
ポイント(指差し)手を前に出して指を伸ばすと、画面上にポインターが表示され、対象を指し示すことができます。
ハンドレイハンドレイ
手を上げると仮想の「レーザー」が表示され、これでボタンやUIを指し示し、ピンチで選択できます。
手のひらを自分に向けて見せ、親指と人差し指をくっつけてOKサインを作るこのジェスチャーでクイックメニューを呼び出せます。

※コントローラーからハンドトラッキングへの切り替えは、コントローラーを水平なテーブルなどに置くと切り替わります。
※ハンドトラッキング時は前に進む、横を向くなどの移動系操作は出来ません。

その11,バッテリーは2時間しか持たないの?

これに関してですが、USB充電器・USB PDケーブルの両方が18W以上の出力があり、急速充電に対応している場合、ほぼ充電が減らない状態でプレイができます。ただしUSBケーブルが身体に触れるため、没入感を気にする人は気になるかもしれません。そんな時はAmazonでMeta Quest 3S用のヘッドストラップ付きバッテリーを買いましょう。値段も手頃で簡単にバッテリーの容量アップができますよ。

その12.左右のボタンの使い方が分からない

初めてMeta Quest 3Sのコントローラーを触ると、どれがどのボタンかわかりませんよね。左のコントローラーの黒い面の、へっこんでいるボタンが「メニューボタン」で反対側のコントローラーのへっこんでいるボタンが「Metaボタン」です。

まずはこの2つのボタンを覚えてください。その他のボタンとトリガーはアプリごとに違うので、慣れが必要になりますが、一週間も使えば慣れますので、敷居を高く感じる必要はありません。

左コントローラーのメニューボタン
  • 主な用途: アプリやゲームの「メニュー画面」を開く、または「ホーム画面」に戻るために使います。
  • 操作例: ゲーム中やアプリ利用中に押すと、オプションや設定などのメニューが表示されます。
  • 特徴: いつでもホーム画面に戻りたいときや、アプリの操作メニューを呼び出したいときに利用します。
右コントローラーのMetaボタン
  • 主な用途: Meta Quest全体の「ユニバーサルメニュー」(システムメニュー)を開くために使います。
  • 操作例: ヘッドセットを装着中にメタボタンを押すと、クイック設定や通知、アプリの切り替えなど、システム全体の操作ができるメニューが表示されます。
  • 特徴: システム設定の変更や、アプリの切り替え、クイック設定へのアクセスなど、Meta Quest 3S全体の操作を行うときに利用します。

「コントローラーのMetaボタンを押してメニューを開きます」「左のメニューボタンを押すといつでもホーム画面に戻ることができます」

まとめ

Meta Questは私が経験した感想から言うと、まだインディーズから抜け出せてない発展途上のデバイス&OSだと思います。UIも決して洗練されているとは言えず、よく分からない現状に巻き込まれることも多々あります。

今回はそんなMeta Quest 3Sで迷いがちの12のあるあるを紹介しました。どれも知ってしまえば簡単なことばかりですが、将来的にこれらの不満が払拭される日が来るのを願って、この12の解決案があなたのVRライフに少しでも役立つよう応援しています。

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