【2023】今でも現役で使える魅力のカメラ…Nikon(ニコン) D3

みなさんは普段どんなカメラをお使いでしょうか?
最新のカメラはコンパクト、軽量ながらオートフォーカス機能や高感度撮影に優れていたり、画質補正や動画撮影機能が優れていたりと、とても魅力的な製品に仕上がっています。
ミラーレスのカメラも市民権を得ましたね。

私もかつては一時代を築いたCANONのEOS5D MarkⅡと、最近ではSONYのα7Ⅱというカメラを所有していました。
その時の記事は↓こちらからご覧になれます↓

EOS5DMark2アイキャッチ

ところで、マニュアルフォーカスでカメラを楽しんでいる方ってどれくらいいらっしゃるのでしょう?フルサイズセンサーのカメラにオールドレンズを装着して写真を楽しむ人も少なくないと思います。かくいう私もそうです。

しかしながら、今どきのデジタル一眼カメラはファインダー性能に満足のいかないカメラが多いのも事実です。

オートフォーカスを否定するわけではありませんが、やっぱりファインダーの性能、即ちピントの山の見やすさって拘る人にとっては大事な気がします。

従って今回は安価で充分な性能を備えているデジタル一眼レフカメラ、現役で使える「ニコン D3」の魅力を述べてみようと思います。

この記事で分かること
  • カメラの選択:MFを楽しむユーザーも多い。
  • ファインダー性能:MFの撮影には、ピントの山が見やすいファインダーが重要。
  • フラッグシップ機の魅力:フラッグシップモデルは高品質なファインダー。
  • ニコンD3の特徴:約16年前のフラッグシップ機なので、手頃な価格で入手可能。
  • ファインダーの質:ニコンD3はピントの山が非常に見やすい。
  • オートフォーカス性能:51点のAFを持ち、動体撮影にも適している。
  • シャッターフィーリング:シャッターの反応が速く、ミラーショックも少ない。
  • 連写性能:約9コマ/秒の連写速度で、動きのある被写体の撮影に適している。
  • 画素数:1210万画素で、A3サイズのプリントにも対応可能。
  • ISO感度:常用感度はISO6400まで対応し、高感度撮影が可能。
  • 所有感:マグネシウム合金ボディで、防塵防滴仕様の堅牢な作り。
  • バッテリー寿命:バッテリーの持ちが良く、長時間の撮影が可能。
  • シャッター速度:最高1/8000秒のシャッタースピードに対応。
  • ニコンD700との比較:D700は軽量でコンパクトだが、性能面での違いがある。
  • ニコンD3sの選択肢:D3sはD3の後継機で、さらに高性能だが中古価格は高め。
  • 作例:記事内で高感度撮影の作例が紹介されている。
  • 口コミ:様々な視点でのXのユーザーの口コミ
  • 総評:ニコンD3は2023年現在でも、十分な性能を持つカメラである。
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ピントの山が見やすいカメラが欲しい

そもそもの動機ですが、以前所有していたフルサイズカメラのEOS 5D MarkⅡに、カールツアイスのプラナー50mmf1.4を装着して、マニュアルフォーカスをしていたのですが、ファインダーのピントの山がとにかく見づらく、被写界深度の浅い領域では絶望的にピント合わせがしづらかったのが発端です。

普段マニュアルフォーカスでスナップ写真を楽しむ私としてはどうにかならないものかと思い、ずっと悩んでいました。

そしてSONYのデジタル一眼ミラーレスカメラ、α7Ⅱを買ってみたのですが、家電量販店で試し撮りした時はなかなか良好なファインダーの出来で、ピントの山も見やすいと感じていたのですが、実際に購入し使いまくってみると、やはりどうにもファインダーのピントの山がやっぱり見づらい。

家電量販店のあの感覚は何だったのか、と苦い思いをしつつ手放しました。

ピントの山の見やすさ=フラッグシップ機

デジタル一眼がない中、しばらくはニコンのフィルムカメラ「F3」で写真撮影を楽しんでいました。

さすがニコンのフラッグシップ機。ファインダーのピントの山の見やすさは格別です。
カメラの楽しみとはこういう事だと思いながら、シャッターを切りました。

そんな中ふと思ったのは「デジタル一眼でも、Nikonのフラッグシップ機ならピントの山が見やすいのでは?」という気づきです。

フィルムカメラにしろ、デジタル一眼カメラにしろ、どのメーカーもフラッグシップ機というものは大体ファインダーがよく作り込まれており、ピントの山がとても見やすいと聞きます。

今までフラッグシップを買うという選択肢というか、発想自体がなく、早速Nikonのデジタル一眼のフラッグシップを調べてみることにしました。

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現役で使えるカメラ…ニコン D3との出逢い


調べていく内に、ある一台のデジタル一眼レフカメラに出逢います。
それがニコン D3というカメラでした。
今から約16〜17年前に発売された当時のニコンのデジタル一眼レフカメラのフラッグシップ機です。

そういえば当時、発売されたばかりのNikon D3を銀座のお店で実際に触り、そのファインダー性能に惚れた記憶が蘇りました。
とてつもない高感度性能が発売前から話題を呼び、とても魅力的なカメラだっと記憶しております。

2023年現在、中古の相場は2~4万円ほど。

あの頃手の届かなかった高嶺の花のカメラがこんな値段で買えるとは…
時代の流れは恐ろしいものです。

言い換えれば、現在販売されている高性能なカメラいつかは陳腐化する訳で、何十万も出したカメラが数万円の値段で中古取引される時の流れが来るわけです。
(レンズの値段は中々落ちませんが…)

ならば最新のカメラを買ったとしてもリセールバリューが良いとは限らず、それであればアングルを変えて、過去の必要十分な高性能なカメラを購入して楽しむ、という考えにたどり着きました。

そんな訳で早速行動を起こし、Amazonの中古品を購入するに至り、そして使ってみて分かったのは、ニコン D3は今でも現役で通用するカメラ性能だということでした。

ニコン D3の魅力:高品質なファインダー


手に入れたニコン D3はシャッター回数2万回の非常に良い個体で、とてもお得でした。

そして期待値の高いファインダー性能ですが、とにかくピントの山が見やすい!
被写界深度が浅い領域でも、しっかりと被写体のピントを捉えます。

やはりフラッグシップ機のファインダーは作りが良いというデジタル一眼カメラでも本当のようでした。EOS 5D MarkⅡや、α7Ⅱの悩みが嘘のように吹き飛びました。

また、フルサイズセンサーという事もあり、視野率100%のファインダーの視界はとにかく広いです。※ファインダー倍率は0.7倍です。

これだけで大きな魅力であり、買ってよかったと思えます。

もちろんオートフォーカスでも、ピントが合掌した時に山がちゃんと見えるので、安心感が上がります。

さらにこのファインダーのさらにいい所は、メガネをしていてもファインダーがあまりケラレないという事です。普段私はメガネとコンタクトレンズを使い分けていますが、メガネをしていてもケラレが少ないこのファインダーはシャッター機会が増えるわけで、そういった小さな点も大きな魅力の一つです。

ニコン D3の魅力:充分なエリアをカバーするAF性能

Image:プラスデジタル

Nikon D3のオートフォーカス性能ですが、51点のフォーカスエリアがカバーされており、精度の高いクロスセンサーは中央の15点になります。

たまにシグマの望遠レンズを使って動体撮影しますが、小さな動物を追いかけるのでなければ、このフォーカスエリアで必要充分です。

現代機と比べても、遜色のない速度と精度を誇ると感じています。

最新機種ではファインダーを覆い隠す程のフォーカスポイントがびっしりと埋め込まれていますが、精度の良い部分は大体中央に寄せられていますので、D3くらいのフォーカスポイントでも言うほど大きな優劣の差はないのではと思います。

ニコン D3の魅力:鋭いシャッターの切れ味


写真を撮る上で、意外と重視されているのがシャッターフィーリングです。
ニコン D3の事実上の兄弟機種である、D700とシャッターフィーリングを比べる機会があったのですが、D700に比べてD3はシャッターを押してから切れるまでの反応が早く、また、ミラーショックもほとんどありません。まさに切れ味鋭いカミソリシャッターで、レリーズボタンを押すのが楽しくて仕方が有りません。

シャッター音も流石ニコンと言わしめる本気にさせる音で、何度でもシャッターを切りたくなる魅力があります。

こういう細かい作り込みはまさにフラッグシップならではの作り込みで、D一桁シリーズでしか味わえない特別な気持ちよさです。

ニコン D3の魅力:現在でもトップクラスの連射性能

マニュアルフォーカスにカメラの楽しみを見出す筆者ですが、オートフォーカスもたまに使います。

主に車やバイクの動体モノを撮影するときです。忙しく動き回る被写体を捉えるために、シャッターの連写性能も大事な性能でした。

ニコン D3の連射性能は、約9コマ/秒の連写速度ですが、実際使ってみて全く問題なく現役で使える連写性能だと思います。フィルム時代のニコンF6で確か秒8コマだったので、充分な性能だと思います。

ちなみに秒9コマと言いましたが実際にはバッファの容量の問題も有り、連続撮影を維持できるのは14bitRAWで連続16枚です。
※発売当初はこの枚数に不満が多く募り、メーカー側でバッファの増設対応を行っていたそうです。

また、連写撮影の切り替えも軍艦部左肩のダイヤル1つですぐに切り替えられてとても便利です。

ニコン D3の魅力:ちょうど良い画素数

Image:Amazon

ニコン D3の画素数は1210万画素です。
これは丁度iPhone14のカメラ画素数と同じなんですね。
今どきのデジタル一眼カメラと比較すると少ない画素ですが、その分センサーの画素ピッチに余裕があり、高感度特性やダイナミックレンジの向上に寄与しています。

そもそもこの位の画素数がファイルデータを操るには丁度よく、写真一枚あたりのデータ容量が少なく、ストレージの負担削減にも寄与しています。また、1210万画素あれば、A3サイズくらいの引き伸ばしに余裕で耐えられるので現役でも充分通用すると思うのですね。

L判プリントでも150万画素くらい、4Kモニターで鑑賞するにも830万画素くらいあれば良いので、ご自身が何を目的に撮影するのか、そのあたりを見極めてカメラの画素数を選ぶと具合が良いかと思います。

ニコン D3の魅力:不足のないISO感度


デビュー当時はまさに衝撃的だったISO感度25600。メーカー公称では常用感度は6400まで使用が可能という衝撃的な性能でした。実際常用でISO3200まで全くのノイズレス、6400でやっと暗部に少しザラつきが出ますが問題なく使えるレベル、10000でノイズが乗ってきますが、それでも場合によっては許せるレベルです。この許容範囲は個人の感覚に委ねます。

フィルムカメラ時代を考えると、フィルムの感度性能の最高値が6400だった訳ですから、如何にD3のISO感度が凄いモノかが伺えると思います。一昔前までのデジタルカメラは各社実用に耐えうるISO感度が800、良くても1600あたりだったと考えますとすごい進化です。

ちなみにISO感度に関してはα7Ⅱの記事でも書きましたが、元々は重視していなかった部分です。しかし最近、相方さんとの共通の趣味で「キャンプ」に興味が湧くようになりました。夜間撮影も行う事は必須項目となっており、ISO感度の性能を重視するようになりました。

思えばEOS 5D MarkⅡやα7Ⅱも常用感度は6400でしたので、同じスペックのはずです。しかし手放してしまったので、どれが優れているか比較のしようがありません…
ただし、D3は1210万画素、5D MarkⅡは2110万画素、α7Ⅱは2430万画素なので、センサーの画素ピッチに余裕のあるD3の方が有利なんじゃないかと思います。

そして一つ言えるのは、現実的にD3の感度耐性はすこぶる良好に感じるということです。

今では珍しく無くなったISO感度性能ですが、それでもこの性能が手頃な値段で買えるのは魅力です。

ニコン D3の魅力:所有欲を満たす圧倒的な存在感

Image:Amazon

カメラファインダーのピントの山が掴みやすい製品を探してたどり着いた答えがNikonのフラッグシップ機であるD3ですが、その付加価値として「フラッグシップを持つ」という圧倒的な所有感を手に入れました。

マグネシウム合金で作られたそのボディは、シボのシートを通してややひんやりと鉄の感触を伝えてくれ、持つ手に心地よい緊張感をもたらしてくれます。

完成度の高い工業製品は、見ているだけで心を研ぎ澄ます何かがあり、飽きることを許してはくれません。
全く古さを感じさせず、現役でも通用する美しさです。

昔からニコンは「質実剛健」をウリにしてきましたが、まさにそれを具現化した物質がD一桁機であると感じます。

ニコン D3のその他の魅力

Image:Amazon

✔︎︎︎︎35mmフルサイズセンサーの採用
✔︎︎︎︎メモリーカードの2枚刺しによる記録方法の充実度
✔︎︎︎︎防塵防滴のマグネシウムボディ
✔︎︎︎︎丸1日撮影できるバッテリー
✔︎︎︎︎何気に便利な縦位置グリップ
✔︎︎︎︎1/8000秒の高速シャッター

フィルムカメラと同じ35mmフルサイズセンサーの魅力はファインダーの視野率が高い、イメージセンサーサイズに余裕があるためより多くの光が取り込めるため、高感度に強いカメラが作りやすい、などのメリットがありますが、撮影面に関して言えばダイナミックレンジが広く、階調表現が豊かな写真が得られるという面です。また、被写界深度の浅い画作りがし易く、作品創りの幅がより得られるという魅力があります。

つぎにメモリーカード二枚刺しですが、これは主にプロ用に必須に保険的な機能でもあります。CFカードを二枚刺しすることにより、写真の同時保存やRAWとJPEGで別々に保存すこと等ができ、使ってみると大変便利な機能です。

防塵防滴マグネシウムボディですが、昔はフラッグシップだけの特権でしたが、最近はそうでもありません。
しかしフラッグシプシップ機の防塵防滴機能は下位機種に比べ、ハードルが上げられており、プロが使うハードな環境用途にも耐えられるよう作られています。
また、マグネシウムボディを採用することにより、軽量且つ頑丈な作りとなっており、多少ラフに扱ってもボディを衝撃から守る役目を果たします。
また、シャッターレリーズ回数は30万回の試験をクリアしており、この回数を含めて頑強な作りになっていると言えます。

そしてバッテリーですが、これはもう本当に長持ちします。測った訳ではありませんが、結構な量の写真を連射&RAW・JEPG保存しても丸一日撮ってもバッテリーの残量はバー二本残っていました。バッテリーの減りが早い冬場の撮影では試していませんが、必要充分な量の写真が撮れたため、大変持ちが良いと実感しております。

ニコンD3の縦位置グリップに関しては、ちょっと横から縦に持ち替える時のバランスが不安定ですが、一度縦位置にしたらホールド感はバッチリです。
シャッターレリーズも違和感のない位置で、快適に縦位置撮影が出来ます。
また、この縦位置グリップがニコンD3のアイコン的なボディデザインとなっており、一体型ならではの美しいデザインを形成しています。

最後に1/8000秒のシャッタースペックですが、ニコンD3はフォーカルプレーンシャッターなので絞り開放でも問題なく1/8000秒のシャッターが切れます。
今どき珍しいシャッター速度ではありませんが、私が所有するフィルムカメラのニコンのフラッグシップ機「F2」と「F3」では1/2000秒のシャッターが限界なので、日中の明るいシーンではシャッター速度が合わないことが多く、ニコンD3の1/8000秒のシャッターが切れるというのはとても安心感がりあります。
ちなみに、以前は1/16000秒のシャッターが切れる機種もありました。

気になるニコン D700との線引き

ニコンD3を買うかどうか迷っている方の中には、ほぼ同等のカタログスペックを有するニコンD700の購入も候補に上がっているのではないでしょうか。

こちらも中古価格4万円前後となっており、とても買いやすい価格となっています。
ニコンD3との違いは、

  • 縦位置グリップがない
  • 連射性能が約5コマ/秒
  • CFカードがシングルスロット仕様
  • D3に比べファインダー性能が劣る
  • D3に比べシャッターフィーリングが劣る

と言ったところですが、重量がニコンD3に比べて300gほど軽く、縦グリがない分コンパクトに収まっています。そういったところにメリットを見出すのであれば、悪くない選択肢だと思います。

ボデイもマグネシウム合金で防塵防滴仕様、またファインダーアイピースも丸形となっているため、ニコンの本気度が伺えます。

また質感もとても良く、所有欲を満たすには充分な作りとなっています。
D3並の性能は欲しいけれども、重さやサイズ感がどうしても気になる…そんな人にはD700は良い選択肢だと思います。

私はファインダー性能が譲れなかったため、D3しました。

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ニコン D3sという選択肢も

現在ニコンD3は中古価格で2~4万円。とても手ごろに当時のフラッグシップが買える値段でとても魅力的です。

しかしワンランク上のニコン D3sという後継機種も随分値崩れしており、機能的にもうちょっと欲張りたいという方におすすめします。
こちらは中古で7万円前後で購入できます。

D3sの進化点は以下の通り
✔︎︎︎︎動画撮影機能「Dムービー」機能の搭載
✔︎︎︎︎ライブビューボタンの追加
✔︎︎︎︎ISO常用感度12800、拡張感度102400
✔︎︎︎︎イメージセンサクリーニング機能の搭載

痒いところに手が届く変更点ですが、惜しむらくはDムービーが1280×720の24fps/AVI記録であるということ。

ここは頑張って1920×1080の30fps/H264にして欲しかったです。
この時代は動画撮影は過渡期で、CANONに分があった頃でした。
しかし動画撮影機能を除けば、高感度に強くなったのはD3sの大きな訴求点であります。

ニコン D3、D4s、D5の比較

中古機種でも特に人気が高いと思われる、表題の三機種の性能を比較してみました。
是非比較してみて、ご自身に合った最適なカメラの選択の目安になりましたら幸いです。

ニコンD3ニコンD4sニコンD5
中古価格2〜4万円10万円前後15〜20万円前後
画素数1210万画素1623万画素2082万画素
ISO感度200〜6400100〜25600100〜102400
連射性能約9コマ/秒約11コマ/秒約12コマ/秒
D-MovieなしフルHD 1080p・フルHD 1080p
・4K UHD30p
AF性能51測距点
クロス15点
51測距点
クロス15点
153測距点
クロス99点
センサーニコン FXニコン FXニコン FX
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ニコン D3 作例

僭越ながらD3で撮影した作例を掲載させていただきます。
始めの3枚がISO10000、4枚目がISO8000、5枚目がISO5600、6枚目がISO2800となっており、画質の参考になればと思います。

天候:曇り
レンズ:SIGMAの70-300mm F4-5.6 DG MACRO
モード:シャッタースピード優先(SS160で固定)
ISO設定:オート※最大10000まで

ISO10000
ISO10000
ISO10000
ISO8000
ISO5600
ISO2800

Xでの口コミ

以下は、ニコン D3に関するさまざまな視点からのXでの口コミをまとめました。

ユーザーA(プロカメラマン視点)
「ニコン D3は16年経った今でもプロ現場で頼りになる存在です。特に動体撮影のための高速連写機能や高感度性能は、日々の撮影において安定した結果を出してくれます。現代のカメラほどの高画素数はありませんが、A3プリントでも十分な画質です。」

ユーザーB(初心者カメラ愛好家)
「初めての一眼レフとして中古でニコン D3を手に入れましたが、重厚な作りとシンプルな操作性がとても気に入っています。重量は少し気になりますが、その分安定感がありますし、ファインダーがとても見やすく、ピント合わせも楽です。」

ユーザーC(旅行好きの一般ユーザー)
「旅行先でもこのカメラを使っていますが、バッテリーの持ちが非常に良いので助かります。少々重いのが難点ですが、画質はとても素晴らしく、夜景でもクリアな写真が撮れます。ただし、荷物が多くなる場合は軽量なミラーレスも検討しています。」

ユーザーD(風景撮影が趣味の中級者)
「風景撮影用にD3を選びました。視野率100%のファインダーはやはり魅力的で、構図の調整がしやすいです。画素数は最近のカメラには劣りますが、撮影後の編集でもそこまで困ることはなく、色の再現性も満足しています。」

ユーザーE(動体撮影メインのスポーツフォトグラファー)
「スポーツ撮影用として愛用しています。D3の51点AFシステムは、素早い被写体の追従性が高く、連写性能も9コマ/秒で動きの速い場面でもしっかりキャッチできます。少々古いですが、コストパフォーマンスを考えると現役で使える名機だと思います。」

それぞれ異なるニーズに対応できるカメラとして、ニコン D3は多くのユーザーに支持されています。

まとめ

ニコン D3は2023年現在でも、動画撮影機能を除いて、必要充分な性能を誇るデジタル一眼レフカメラだと思います。

ただし実際はISO感度、オートフォーカス機能、画素数のいずれも一つ一つは最新型の入門機種にも劣ります。

しかしD一桁機を所有するという実感、そして必要にして充分な機能と性能は、カメラを深く楽しむ人に対してはこれしかない機種だと思います。

ましてやファインダー性能はさすがフラッグシップ機です。ピントの山が見やすいカメラが欲しい!という私の希望にフィットする魅力的なカメラです。

フルサイズで快適なマニュアルフォーカス撮影がしたい…そんな願いを叶えてくれる稀有なカメラだとオススメします。

今後気になるカメラとしてはニコンD5でしょうか。
ISO感度が常用で100-102400、拡張で3280000というモンスターです。このクラスになりますと、私にとって魅力的な訴求点はISO感度ぐらいしかなく、そのD5も中古価格で20万円前後と値段が大分こなれています。ゆくゆくは手に入れたいカメラです。

今はニコンD3の性能で必要充分。写真を撮るのが楽しいです。

現役でも通用するその性能、中古ショップに行く機会がありましたら、是非手に取ってみてください^^

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TOMO広告ディレクター・プランナー
【著者プロフィール】
名前:TOMO
性別:LGBTQのXジェンダー
職業:広告制作全般
住所:東京23区内在住

2021年2月より「ガジェットマニアZ」を運営開始し、ガジェットに関する記事を発信しています。
最新の技術や製品に触れながら、多くのプロダクト開発者やユーザーと信頼関係を築き、ガジェットを通じてそういった方々の情報発信のお手伝いをしています。

また、詩を綴るのが趣味で、詩集「冬の詩」をAmazonでデジタル出版したり、オリジナルTシャツの制作・販売をしたり等もしています。

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