【2021】SONYミラーレス一眼「α7Ⅱ」を購入したのでEOS 5DMarkⅡと比較レビュー!

編集部員T

今回は新たな一眼カメラを買ったので、嬉しさの興奮を忘れないうちにレビューしてみるよ!

とにかく一眼カメラが大好きないガジェットオタクの編集部員Tです!皆さんこんにちわ!今回十年以上愛して止まなかったEOS 5D MarkⅡと別れを告げて、心機一転新たにミラーレス一眼カメラ「SONY α7Ⅱ」を購入しました★

買い替えた理由ですが…普段遣いや仕事用に「軽い」カメラがたまらなく欲しくなったのが一番の理由です。

新しいα7Ⅱはとにかく軽い!その軽さだけでも買った甲斐がありますが、その他にも色々とメリットを享受することが出来たのでレビューとともに書いてみたいと思います。

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そもそもミラーレス一眼とは?

今回購入したSONY α7Ⅱ

一眼レフカメラとミラーレス一眼の違いってなんでしょ?

一番大きな違いですが、ミラーレス一眼にはペンタプリズムと呼ばれるファインダー用のパーツに像を映し出す「ミラー」が省かれたカメラのことです。それに伴って、ペンタプリズムという大きなガラスパーツも廃止されています。

それによって、大幅な小型化、軽量化を実現させたカメラなんですね。

ミラーレスになった事で、撮像素子に直接光が入るようになったのですが、それによって今までの一眼レフカメラでは実現できなかった様々なメリットが生まれています。

ここがEOS 5DMarkⅡとの一番の大きな違いです。

α7Ⅱにして得られた5つのメリット

技術的な話をするとそれだけでブログが終わってしまうので、もっと一眼レフカメラとミラーレス一眼カメラの違いを知りたい!という方はこちらの外部サイトが分かりやすいのでご参考ください→ 一眼レフ、ミラーレスの違いって何?

ここではα7Ⅱにしてよかったメリットを書いてみようと思います。

①軽さは正義!

里子に出したカメラとレンズ。合わせて約1.8kg

今まで使っていたカメラ:Canon EOS 5DMarkⅡとレンズ:EF 24-70mm f2.8 L USMは2つ合わせて1.8kgオーバーと大変重たい組み合わせでして、これを一日中首から下げて歩くと、首にめり込んで痛かったんですね。

もちろん、このカメラとレンズの素性は大変素晴らしいものでして、今でも現役に使える名機種です。その素晴らしさの紹介は以前にも行いました↓

EOS5DMark2アイキャッチ

でも…やっぱり軽いカメラが欲しい…ッッ!
その欲望に負けて購入したカメラとレンズがこちら↓

購入したカメラとレンズ。合わせて約1kg

カメラ:SONY α7Ⅱとレンズ:SIGAM 28-70mm f2.8 DG DNの組み合わせで約1kg。その差は800g!この差はあまりにも大きいです。

実際一日中首からぶら下げても痛みは皆無でした。何よりも軽くなったことで、外に気軽に持ち出して写真を撮りに行こう!といった気持ちが湧いたのがデカイです。

重たいと気軽にスナップ写真…という意欲が沸かないんですよね。
仕事専用ならそれでも良いのかもしれませんが、趣味でも使いたかったので軽いカメラが欲しかったんです。
軽さは正義なんです(∩´∀`)∩ワーイ

これがミラーレスカメラの一番の恩恵ですね。

②バリアングルはやっぱり便利

SONY α7Ⅱ-03
チルト機能のみのシンプルなバリアングル

EOS 5DMarkⅡの発売時期にも下位機種にバリアングルモニターはあったのですが、MarkⅡではありませんでした。それが今回α7Ⅱに変えたことによってバリアングル液晶に!
これが地味に便利なんです。

今までローアングルから被写体を撮るときには、ほとんど山勘で撮っていたのですが、この機能のお陰でローアングル撮影が随分と楽になりました。街中のスナップショットや、撮影ボックスでの物撮りでその威力を発揮してくれます。

③オールドレンズが絞り優先オートで撮れる

Nikonレンズ群

これもミラーレスの恩恵なのですが、古いオールドレンズが絞り優先オートで撮れるのは嬉しいところなんです。

写真の三本のレンズは全て絞りリングのついたオールドレンズで、しかもNIKONカメラ用なのですが、SONY用のマウント変換アダプタを介しても絞り優先オートで撮れます。

EOS 5DMarkⅡの時はオールドレンズを使う時は、マニュアルモードで撮らなければならなかったのですすが、α7Ⅱにしてそれが解消されました。

趣味の撮影ならマニュアル撮影でも楽しいのですが、仕事になるとスピード勝負なのでこれは有り難い恩恵ですね。

④見たままのボケ具合と露出で撮れる

SONY α7Ⅱ-04

これは今までのコンパクトデジカメや、スマホのカメラ機能なら当たり前の事なのですが、従来の一眼レフカメラでは撮り終わってみないと露出やボケが確認できなかったんですね。

EOS 5DMarkⅡもライブビューモードで露出とボケを見ながら撮影が出来ましたが、制限が大きく実用的ではありませんでした。

それがミラーレスになって撮像素子へ直に像が写せるようになったことで、露出とボケ具合がリアルタイムに見るように出来ることが可能となりました。

一度この機能に慣れると、一眼レフカメラに戻りづらい…^^;

⑤ボディ内手ブレ補正搭載

SONY α7Ⅱ-05

これはとても嬉しい機能で、且つ時代の進歩を感じさせる機能です。

α7Ⅱにはレンズの種類に関係なく、絞り値で言うと4.5段分の手ブレ補正がついています。今までの一眼レフカメラでもボディ内手ブレ補正を備えていたカメラはあったのですが、さすがに4.5段分は強力ですね…^^;

時代の進歩を感じさせてくれます。と言ってもα7Ⅱは2014年発売なので特別新しいカメラな訳ではないのですが…この手ブレ補正は暗いところでの撮影に断然有利です!

EOS 5DMarkⅡも良いカメラですが、ボディ内手ブレ補正は憧れでしたので嬉しいです。

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ここが少し残念な3つのデメリット

SONY α7Ⅱのちょっとだけ残念な点も挙げておきたいと思います。

①バッテリーの持ちが悪い

SONY α7Ⅱ-06

ミラーレス機構はよく出来た機構なのですが、撮像素子がずっと像を捉え、電子回路が動いてるわけですから一眼レフカメラに比べてバッテリーの持ちが悪いんですね。

私みたいに街なかスナップが多い人はバッテリーの持ちはあまり大した問題には感じませんでしたが、これがお仕事になるとそうも言ってられませんので、急遽バッテリーを一本買い足しました。

後継機種のα7Ⅲではこの問題はバッテリーの大型化で解消されてはいるようです。

この部分はEOS 5DMarkⅡが圧勝です。

②少し持ちづらい

SONY α7Ⅱ-07

ミラーレス化によって小型になったのは嬉しいところですが、その分EOS 5DMarkⅡに比べると少し持ちづらいというか、小さいせいで持ち手の小指が少し余るんですよね。

そんなに致命的な弱点ではありませんが、気になる人は気になるのではないかと思います。

EOS 5DMarkⅡはグリップ部分がしっかりしてましたので、指が余ることなんてもちろんありませんでしたし、何よりもあの吸い付くようなグリップはα7Ⅱにはないものです。

ちなみにその問題を解消するためにこんなパーツが売ってます↓

③EVFのファインダーが少し見づらい

SONY α7Ⅱ-08

EOS 5DMarkⅡのファインダーはお世辞にもピントの山が見やすいとは言えませんでした。
これが重量以外の唯一の弱点だったわけです。

ではミラーレスになって液晶ビューファインダーになったα7Ⅱはどうかと言うと、これもピントの山が見づらく、いくら視度調整しても私にはEOS 5DMarkⅡとさして見やすさは変わらないかなと…

α7の上位機種になるとファインダーの解像度がさらに良くなってるみたいなので、そちらがちょっと羨ましいなぁと感じる点ではあります。

今回里子に出したレンズ達、仲間入りしたレンズ達

■里子に出したレンズ

レンズ群
今回里子に出したレンズ達

今回α7Ⅱを購入し、新たにレンズを一本購入するに当たって里子に出したレンズ達です。

左から、キットレンズとしてα7ⅡについてきたSONY FE3.5-5.6/28-70mm OSS、そして長年お世話になってきたCanon MACRO LENS 100mm f2.8 USM、同じくCanon EF 24-70mm f2.8 L USMの合計三本。

■生き残ったレンズ

レンズ群2
里子に出さずに生き残った三兄弟

次に里子に出さずに、マウントアダプタを使用して使い続けることにしたレンズ三本です。
全てNikon用のレンズです笑

左から…物撮り用として今後も活躍してもらうNikon Ai-s Micro Nikkor 55mm f2.8、そして暗部の描写が美しく、特に独特の青みがかった色彩が特徴のカールツアイス Planar 50mm f1.4、最後に独特で奇抜な画を撮りたいときに重宝する、Nikon Ai-s Nikkor 20mm f2.8mmの三本。

これらは今後も活躍してくれる事でしょう^^

■新たに買ったレンズ

SIGMA 28-70mm f2.8 DG DN
新たに買ったレンズがめちゃくちゃいい!

そうして得られた資金で新たに購入したレンズが、SIGMA 28-70mm f2.8 DG DNです。

このレンズ、いわゆる大三元レンズと呼ばれる焦点距離&F値でありながら重量わずか470gと軽く、絞り開放からキレキレな描写をするレンズです。

α7Ⅱと合わせても約1kgと軽く、標準ズームレンズとしてこれ以上の組み合わせはないと私は思っています。このレンズを使った作例写真は次の項で載せますので是非御覧ください^^

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作例写真

SONY α7ⅡとSIGMA 28-70mm f2.8 DG DNの組み合わせで街中スナップ写真を撮ってみましたので、作例写真として掲載させていただきますね。

ただし撮って出しではなく、RAW撮影した写真をAdobe Lightroomでポジフィルム風にパラメーターを調整して現像しています。

※作例写真はクリックすると拡大します。

どうしてα7Ⅲを買わなかったのか?

ここまで見ていただいて、カメラに詳しい方は「どうしてα7Ⅲじゃなくてα7Ⅱを買ったの?」と疑問を持たれる方も多いのではないかと思います。α7Ⅱに比べてα7Ⅲは10万円以上の価格の差があります。

α7ⅢではよりISO感度の耐性アップ、4K動画撮影の実現や瞳オートフォーカスの強化など、確実な進歩を遂げている訳ですが、どれも値段の差を埋めるほどの訴求が私にはあまり刺さらなかったんですね。

✔ISO6400でも常用感度としてOKな私には7Ⅲの感度耐性はあまり刺さらない
✔4K動画を趣味で撮る機会がない。仕事ならばSONY FS7を使う
✔街なか風景写真がメインの私には瞳オートフォーカスはいらない

以上の点で、10万円以上の差があるのならα7Ⅱを買って、余った資金をレンズに回した方が幸せになれるんじゃない?😄
と考えましたので、おニューのカメラとしてα7Ⅱを選びました。

SONY α7ⅡのTwitterでの評価

参考までにTwitterでのα7Ⅱユーザーの声を掲載しておきますね。

Twitterユーザーの皆さんに目についたのが、オールドレンズを楽しんでいる様子が沢山ありました。35mmフルサイズセンサーの能力を楽しもうと思ったらやはりオールドレンズですよね!

また、カメラ専門誌「デジカメWATCH」のインプレッションも掲載しておきます↓

α7シリーズは総じて使いやすいカメラだ。デジタルカメラとしてレスポンスと操作性にすぐれ、ノンストレスで撮影できる。さらにα7 IIはボディ内手ブレ補正を搭載し、シャッタースピードという縛りからも自由だ。操作に必要以上にとらわれることなく、被写体に集中しやすいカメラと言えるだろう。

引用元:デジカメWATCH

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まとめ

今回はα7Ⅱを推しのスタイルで書いてましたが、惜しくも手放したEOS 5DMarkⅡもとても現代に通用するカメラです。

重さが気にならなければ、EOS 5DMarkⅡの中古品を買った方がコスパ的に幸せになれるんだと思います。なんとAmazonで3万円台で買えてしまうのですから^^;↓

カメラ選びに正解はありません。
ですけども、私の中で10年もEOS 5DMarkⅡを愛してきたのだから、もうそろそろいいでしょ?という感じで今回おニューのカメラをレビューしてみました。

是非大切に使っていきたいと思います😃

以上、編集部員Tがお送りました!

Enjoy Gadget Life!