キャンブで薪割りを行うためには、その土台となる「薪割り台」が必要なわけですが、これが意外と重たい!
しっかりとした薪割り台となると数kgに達することもあります。
これを車で運ぶならいざ知らず、徒歩キャンパーには至難の業。
特にULキャンパーと呼ばれる人達にとってこの重量は看過できません。
↓↓↓今まで使っていた薪割り台です。こんな普通のサイズでも900gあるんですね。
Instagramに解決の答えがあった
ふとInstagramを眺めていますと、大判の様な薄い板で薪を割っている動画を発見しました。
すごくそれが気になって、問い合わせてみたところ竹で薪割り台を作っているとの事。
動画を拝見して、これが私の求めている答えだと直感し、購入することにしました。
ファーストインプレッション
比類なき軽さ
届いた薪割り台の重さを測ってみたところ、なんと73g。
今までの薪割り台の常識を覆す軽さです。
この軽さを実現するために木ではなく竹を用いたのそうですが、加工の技術の高さを感じます。あまりの軽さなので、本当にこんなもので薪割りできるのか少し不安です。
コンパクトで収納に困らない
サイズはかなりコンパクトで薄く、ザックの何処にでも忍ばせることが容易です。
また、写真では外していますが、購入時は輪っかの部分にロープがついているので、ザックのカラビナなどに付けて持ち運ぶことができます。
所有感を満たす美しさ
美しく仕上げられたウォールナット調の板は、普通のやり方だとこうは仕上がりません。
オイルステインを2回塗りしたり、ハケも何種類も試してみたり、相当の苦労をされたそうです。
その努力の甲斐あって、美しい模様が刻まれました。
モノとしての佇まいに完成度の高さを見ます。
実際に薪割りで使った感触
安定感のある薪割り台!
少しだけ不安を抱えながら、実際にキャンプの薪割りで使ってみました。
最初はわりとツヤのある仕上げなので、滑ったりしないかな?と心配しましたが、問題なくバトニングをすることが出来ました。ズレたりとか、滑ったりとかも無く安定してバトニングができ、薪割り台としてちゃんと機能する事を確認しました。
耐久性は木製よりも高い
この製品のポイントなのですが、この薄さと軽さを木で実現するにはあまりにも耐久性に問題があるのだとか。
そこで木の代わりに使用されたのが竹です。
竹はしなりがあり、軽くて耐衝撃性に優れています。
その分風合いを出すのには苦労しますが、そこをクリアした瞬間、どれとも比肩し得ない独自の薪割り台が完成したのです。
フェザースティックが作りやすい
また、この薪割り台には穴が空いていますが、これはフェザースティックを作る時に安定した土台となるよう作られています。
何本か作ってみましたが、安定してフェザースティック作りに没頭することが出来ました。
メスティンでまな板にもなる
おまけ的な要素ですが、1合メスティンの蓋としてシンデレラフィットします。
メスティンの蓋にもなり、まな板にもなります。
これは中々便利なおまけ機能ですね(´▽`)
どこで手に入るの?
Instagramで活動されているKentさんから購入が可能です。(以下URLを参照)
https://www.instagram.com/kent.factory?igsh=cXJhZ2h1bmhsbmpl
まとめ
コンパクトで軽量、そして高い耐久性を誇る薪割り台。
大手のブランドでは作れないこの風合いの良さ。
ULキャンパーで薪割り台をお探しの方、ぜひ試してみては如何でしょうか?
全てがこだわり抜かれたこのギアを皆さんに使って頂きたいです(^^)