「長時間デスクワークをしていて腰やお尻が痛い…」「オフィスチェアを買い替えたいけどどれがいいの?」そんな方におすすめしたい一つの答えが、私が10年以上愛用しているハーマンミラー社の『アーロンチェア』です。
この椅子かなりもう長い年月座っているのですが、全く壊れる気配もなく私のお尻と腰を支えてくれており、筆者が全幅の信頼を寄せるオフィスチェアです。
今日はそんな愛すべきアーロンチェアを紹介しつつレビューしてみたいと思います。
アーロンチェアとは?

アーロンチェア(Aeron Chair)とは、アメリカの家具メーカー「ハーマンミラー(Herman Miller)」が販売する高機能オフィスチェアのことです。
人体工学に基づいて設計されており、長時間の座り作業でも体への負担を軽減し、快適な姿勢を保つことができます。特に背もたれや座面が特殊なメッシュ素材で作られているため、弾力を感じる座り心地と通気性に優れている点が特徴です。
実際私もこの椅子に出会うまでは、会社から与えられた一脚千円くらいのボロ椅子に座っており、腰痛とお尻の痛さに悩まされていました。
フリーランスになり、真っ先に取り組んだのがオフィスチェアへの投資。これは間違いなかった。一日の大半をデスクに向かう訳ですから、椅子は出費が大きいですが、いい物を買うべきだと悟ったのです。
- 事務で腰痛に悩まされている人
- リクライニングが快適でない人
- 椅子がギシギシ言ってイライラする人
- 長時間の着座でお尻が痛くなる人
- とにかく最高の椅子に座りたい人
アーロンチェアの哲学と情熱

アーロンチェアの哲学とは、「座ることへの徹底的なこだわり」、つまり人と椅子が一体となり、椅子の存在を感じさせないレベルまで究極の座り心地を追求することにあります。
アーロンチェアを開発したデザイナー、ドン・チャドウィックとビル・スタンフの情熱は、「椅子はただの家具ではなく、健康と創造性を支えるパートナー」という想いに込められています。
彼らの情熱は、単に美しい椅子を作るだけではなく、人間が座ったときに起きるわずかな不快感、ちょっとした疲れ、そして知らず知らずのうちに溜まっていくストレスをいかに軽減できるかを徹底的に研究したところにあります。
アーロンチェアに使われているメッシュ素材「ペリクル」は、その哲学を象徴しています。「体重を分散させる」という発想を極限まで高め、体のどこにも余分な圧力を感じさせないよう開発されました。その結果、体を包み込むような浮遊感が生まれ、「座る」のではなく、むしろ椅子に「包まれる」感覚を味わえるようになっています。
さらに、情熱を持ったデザイナーの意志は、椅子の調整機能にも表れています。人間の身体は一人ひとり違うため、椅子がユーザーに合わせて変化しなければならないというコンセプトで作られたアーロンチェアは、背もたれの角度やランバーサポート、アームレストの高さまで細かく調整できるようになっており、あらゆる体型や姿勢を受け止めます。
その考え方は初代アーロンチェア「クラシック」から始まり、次世代のアーロンチェア「リマスタード」へさらに洗練されて受け継がれています。


アーロンチェア以前のハーマンミラーを語る上で欠かせないのが、チャールズ&レイ・イームズ夫妻との伝説的なコラボレーションです。中でも代表作「イームズ ラウンジチェア」は、洗練されたデザインと極上のリラックス性を兼ね備えた名作。誰もが一度は目にしたことがあるその椅子には、ハーマンミラーのクラフトマンシップと哲学が凝縮されており、その精神は現代のアーロンチェアにも脈々と受け継がれています。
アーロンチェアの独自性(オリジナリティ)
アーロンチェアの独自性…それは、「座る」という行為を、工業デザイン・素材・人間工学・哲学の融合で再定義した点にあります。
以下に、他の椅子にはないアーロンチェア独自のオリジナリティを紹介します。
1.ペリクル(Pellicle)素材の快適さ

アーロンチェアの最大の独自性は、背面と座面に採用された弾力性と通気性を兼ね備えたメッシュ素材「ペリクル」。
従来のウレタンや布張りの椅子と違い、ペリクルは「張力」で体を支え、体重を分散しながら蒸れを防ぎます。この素材はアーロンチェアのために開発された完全オリジナル。まさに“座る人を浮かせる”ような未体験の快適さを生み出しました。
実際座ってみると分かるのですが、絶妙な張力でお尻と背中をささえてくれて、まさしく包みこまれるような気持ちよさなんですね。しかも通気性が良く、長時間座っても蒸れることがありません。
2.3サイズ展開という画期的アプローチ

椅子業界では「ワンサイズフィッツオール」が常識だった時代に、アーロンチェアはS・M・Lの3サイズ展開を導入。身長・体重・骨格など、人間の多様な体型に合わせて選べる設計は、それまでのオフィスチェアにはなかった考え方です。安い椅子なら販売戦略としてこういう企画もありそうですが、アーロンチェアがそれをやってのけたのです。
今でもサイズ展開を行っているオフィスチェアって他にもあるんでしょうか。とにかくユーザーファーストとも言えるそのサイズ展開戦略は確かにユーザーの心を掴みました。
3.“一生モノ”の設計思想
消耗品ではなく、“長く愛せる道具”としての思想もアーロンチェアの独自性です。
12年保証に象徴される耐久性、パーツの交換やリペアへの対応、サステナブルな素材使用など、循環型社会を先取りした設計思想は、まさに未来志向の椅子と言えます。
また、よくあるオフィスチェアは長年使っているとギシギシ言うようになったり、サビが発生したりするのですが、アーロンチェアはそんなことありません。静音と美しさをいつまでも届けてくれます。12年の保証期限を超えたよ!という方も多いのではないでしょうか。
アーロンチェアの研ぎ澄まされたデザイン

アーロンチェアは遠くから見てもひと目でそれと分かるデザインで、オフィスチェアのアイコンとしての存在感を放っています。
美しさと機能を両立させたデザインは「時代を超えて愛されるプロダクト」として世界中で評価されています。そんなアーロンはニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久コレクションにも選ばれました。
筋肉質なアスリートを思わせるその姿は何年経っても廃れることがなく、憧れの象徴であり続けます。
機能云々の前にこのデザインに憧れて購入した方も多いと思います。
私も大阪にプチ社員旅行に行った際に、とあるセレクトショップでその椅子に出逢い、一目惚れをしたのがキッカケです。
アーロンチェアの各部の機能性
アーロンチェアは驚くほどの微細な調整機構を装備しています。(その調整機構を眺めるのも楽しいのですが。)アーロンチェアに備わっている代表的な機能を紹介します。
シート高さ調節(ガスシリンダー式)

レバー1本で簡単に高さ調整が出来ます。ガス圧で昇降するので、フワッと気持ちの良い操作が可能です。結構勢いよく上がるので、座りながら細かく刻むようにアップすると良いと思います。座面を下げる時もコツが要ります。体重をしっかりかけながら、ガス圧に逆らうように少しずつ下げていきます。アーロンチェアで難しいのはここだと思います。
リクライニング機構

アーロンチェアの最大の特徴とも言えるロッキング機構。皆さんこれを求めてアーロンチェアを購入するのではないでしょうか?
アーロンチェアのロッキング機構は「シンクロロッキング」と呼ばれ、背もたれと座面が連動して動きますが、背もたれが大きく動くのに対し、座面の動きは最小限。
軸のあるようなロッキングの仕方で安定感を欠く事がないんですよね。
慣れるとこれが病みつきでして。イニシャルをしっかり締めてやれば、ロッキングしても底突く感覚が全くなく、いつまでもユラユラとロッキングしていたくなります。
このリクライニングの気持ち良さがアーロンチェアの最大の機能だと断言できます。これにヘッドレストがついてれば確実に寝れます。(巷では売ってるらしいですが。)
前傾チルト機構

これもアーロンチェア独自の機能で、レバーを下げると椅子が若干前傾姿勢になるんですね。
私はデスクワークに集中したい時は私はこの機能をよく使います。
背中が丸くなるのを防ぐので、疲れづらいのです。前に傾斜する角度はほんの僅かで、レバーをオンにするとやんわりと前傾になります。しかしこの前傾チルト、単に椅子が前下がりになるのではなく、グニグニと加圧による姿勢変化に追従してくれる優れモノです。これがまた気持ちいい。前傾チルトの実際の効果は大きく、私にとって外せない機能です。
アーロンチェアの座り心地

実際にアーロンチェアに座って感じるのは、まず座面と背面が沈み込むこと。沈むと言っても張りがあり、ロッキング機構と相まって感覚としてはハンモックに座っている感じに近いです。背もたれも同様に体型や姿勢に合わせてサポートしてくれるので、長時間の着座が苦痛でない。ペリクルは偉大です。
そしてこの肘掛けがまたいい仕事をしてくれます。高さの調節と左右の首振りが出来るので、その日の気分や姿勢によって肘掛けを自由に動かすことができます。また、実際に肘を掛けてもしっとりとしていて、まさに高級オフィスチェアに座っている感覚を味わえます。
また、ロッキングが私にとってアーロンチェアの最大の特徴なのですが、一番最大までロッキングさせても姿勢が崩れることも無く、首を起こすこともない。お尻を軸に倒れ込む感覚。この気持ちよさは座ってみないと本質を伝えられないです。
各部の動きはとても滑らかで、ギシギシ言うことなんてない(キシキシは言いますが)。このアーロンチェアも十年選手ですが、まだまだヘタる気配はありません。強いていえば座面のペリクルが弱ってくるお年頃なので、もしそうなったら座面を修理に出そうと思います。
もちろんアーロンチェアと言えど、ダメな点は色々とあります。その内容については別セクションでまとめましたので、そちらもご覧いただければと思います。
アーロンチェアの寿命

周りの方も含めて、アーロンチェアが壊れた!という話はあまり聞かないのですが、実際のアーロンチェアの平均寿命は何年くらいなのでしょうか?
調べてみたところ、例えば以下の参照元サイトの愛用者によると25年も使ってらっしゃるということです。ものすごい長持ちですね。私も今のアーロンチェアが12年(丁度保証期間いっぱい)なのですが未だ壊れる気がしないので、25年は持つという情報を参考にしましょう。いや、ほんと擦り傷などはつきやすい椅子なのですが、全く壊れる気配がないのは同意見なので。
参照元:PICを少々。
この頑丈さは座り心地にも現れます。なんというか、剛性感の塊なんですよね。優しく包まれているのに、華奢な感じが全くしない。機構が多い椅子なので長年使ってると普通あちこち壊れそうですが、そんな寿命の心配を他所に今日もアーロンチェアは私を受け入れてくれます。
唯一破損しやすいのはランバーサポートでしょうか。
私も過去に使っていたアーロンチェアがランバーサポートモデルで、亀裂が入った事があります。これが唯一のアーロンチェアのアキレス腱でした。(ポスチャーフィットモデルで問題解消しました。)
アーロンチェアの価格高騰
当時(2013年頃)正規代理店の庄文堂さんで12万〜15万円の間で購入した記憶があります。しかし今回の記事作成において再度調べたところ、約25万円前後に価格が改定されているようです。いくらなんでもこの価格はちょっとヤバいです。
M4のiMacが買えてしまう値段…椅子にこの価格かぁ。
アーロンチェアより座り心地が良いとされるエンボディチェアが元々20万円突破していたので、ハーマンミラーのオフィスチェアが価格高騰していくのは古いユーザーからしたらちょっと悲しいところです。
アーロンチェアの評判
ここではアーロンチェアを実際に使った方の評判や口コミをまとめてみました。
15年前、イームズをキッカケにアーロンチェアを知り、このメカメカしくて妙にカッコいいアーロンチェアに惚れ込みました。自分の体に完璧にマッチする操縦席のような。
今となっては、かっこ良く言えばファーストモデル。
そんな惚れた椅子に座って働けているこの幸福感たるや。
引用元:vnilla mag固い椅子で仕事したりすると腰が痛くなるようになり、購入検討。ちょうど値上がり前のSALE 中との事でスイッチが入り、実店舗で試座して良さを実感してから購入しました。
若い頃に試座した時と違い、軽い腰痛を持っている現在では座った感覚が全然違いました。凄い楽です。
引用元:楽天私は腰痛(脊髄分離症)持ちのために買ったのですが使ってみると最高にお尻にやさしいんです。お尻にメッシュ素材がバランスよくフィットして長時間座っていても腰もお尻も痛くならないんです。
引用元:note
よくある質問(FAQ)

色々とアーロンチェアを紹介してきましたが、それでも疑問が湧く方もいらっしゃるかと思います。そんな皆さんのためにFAQを容易しましたので、気になる方はご覧くださいませ。
アーロンチェアのダメな点

そんなオフィスチェアですが、ダメな点も割とあります。
まずはアームを激しく使っていると、アームのレバーがいつの間にか開いていて緩んでいること。アームがすぐにカクカクするので分かります。こんな高い買い物させておいてこの部分がこんなにショボいなんてどうなのよ、と言いたくなる部分です。これは地味にストレスです。
アームがレバー型のタイプはまだマシです。それよりも旧型のタイプはアームの強弱をダイヤルで行ってたのでアームがずり下がるのは日常茶飯事。このタイプは買うまいと心に誓いました。
そしてアーム自体のフェイクレザーが長期間使っていると痛むこと。あとは単純に重たいです。調べてみたらなんと20kg近くもあるのだとか。引越しの時とか地味に辛い目に会うこと必至ですね。壊れても一人では玄関まで持っていく自信がないです。
次にも先に述べましたが、ランバーサポートは本当に不安要素です。これは結構有名な故障なので、ランバーサポートを使ってる方は運命だと割り切るしかないです。(2025年現在でもハーマンミラー社で6千円程度で交換して貰えます。)
また、これは宿命ですがアーロンチェアは塗装面は非常に弱く、すぐに傷がつきます。これを味と見るか劣化と見るかはそれぞれですが、私はまぁしょうがないかな…といった感じで静観しています。買って多分一年で傷だらけになると思います。
あとは先に述べた価格の高騰。フリーランスで25万円の出費は痛い…
流石に椅子一脚にこの値段はキツイです。なので、今後はもし私のアーロンが壊れたら、中古のアーロンクラシックかミラチェア、オカムラのコンテッサの中古でもいいかなと思っています。
そしてどういう構造になっているのか分かりませんが、アーロンチェアのホイールは床に垂れているケーブルをすぐに巻き込むと言うか、噛みます。そして一度噛んだら中々ケーブルを抜きづらいです。アーロンチェアを購入したら、デスクの床に散らばっているケーブル類を整理しましょう。
最後に、構造上仕方がないですが、アーロンチェアはホコリが溜まりやすいです。というかどっさり溜まります。こまめに掃除しないとアーロンチェアはすぐにゴミみたいに汚くなります。しかし構造が有機的で、非常に掃除しづらい…これはなんとかならないかなと常々思います。
アーロンチェアの種類
アーロンチェアはその歴史の中で、さらに完成度を高めてきました。私が座っているのは二代目ですが、クラシックというのに分類されるタイプだと思います。中々見分けがつきづらいですが、ラインナップを見てみましょう。
アーロンチェア クラシック(Classic Aeron)
- 発売年:1994年
- 特徴:オリジナルモデル。クラシックなデザインで、今なお根強いファンが多い。
- 調整機能や素材は後のモデルに比べるとシンプル。
- ポスチャーフィットとランバーサポートの二種類があり。中古市場ではランバーサポートが人気。
- 現在は生産終了、リユース市場で流通

アーロンチェア リマスタード(Aeron Remastered)
- 発売年:2016年(クラシックを全面刷新)
- 特徴:素材、機能、デザインをアップデート。ペリクル素材も「8Zペリクル」に進化。
- 「ポスチャーフィットSL」や前傾チルトなど、最新のエルゴノミクスを反映。
- 現在の主流モデル。






アーロンチェア リマスタード ライト(ライトモデル)
- 特徴:リマスタードの機能を一部簡略化した“廉価モデル”。
- ポスチャーフィットなし、前傾チルトなし、アーム固定式など。
- 比較的手が届きやすい価格帯。
アーロンチェアの姉妹品
ハーマンミラー社の傑作とも言えるオフィスチェア「アーロンチェア」には様々な姉妹品が存在します。どれもアーロンチェアと比肩し得る高機能な椅子です。東京や大阪にお住いの方は是非取扱店に行って実際に試座してみてください。驚きが待っていると思います。


ミラチェア(Mirra / Mirra 2)
- アーロンより柔らかく包み込む座り心地。
- ダイナミックなリクライニングが得意で、よりアクティブな動きに対応。
- デザインも近未来的で人気。
ちなみに私の相方も使っています。たまに座らせていただきますが、アーロンチェアと甲乙つけがたい座り心地です。と言いますかアーロンチェアの座り心地にそっくりなんです。アーロンだと値段が高すぎるとお嘆きの方は、こちらを使ってみては如何でしょうか?個人的にはMirra1の中古で充分です。








エンボディチェア(Embody)
- 医療や神経科学の知見を取り入れて設計された“究極の姿勢サポートチェア”。
- 背骨の動きに合わせてサポートが変化。
- 長時間の集中作業向けで、ハイエンドモデル。
このエンボディチェア、過去に何度か座った事があるのですが背中の姿勢変化にグニャグニャと追尾してくる追随性がとても快感で、アーロンチェアよりお値段は高いのですが、新たなオフィスチェアの時代を築いた椅子として私は高く評価しています。








セイルチェア(Sayl)
- 建築の吊り橋構造をヒントにした背もたれが特徴。
- デザイン性が高く、比較的リーズナブル。
- ミニマルかつ軽快な座り心地。
「少ない素材で最高の椅子を創る」というコンセプトで生まれたセイルチェアこの椅子のすごいところは、背もたれを囲むフレームが存在しないということなんですね。この構造は吊橋から着想を得たそうで、その奇抜なデザインと裏腹にとても座り心地が良く絶大な人気を誇っています。








コズムチェア(Cosm)
- 自動でリクライニング調整をしてくれる“オートハーモニックチルト”搭載。
- まさに「座るだけで最適化」される未来型チェア。
- デザイン性も非常に高い。
アーロンチェアやミラチェアの中間のようなそのデザインは無駄な機能が省略され、とてもスッキリとした佇まいです。最大のセールスポイントは「オートハーモニックチルト」と呼ばれる機能です。これはチルトが座る人の姿勢に合わせて自動的に調節するという先進的な機能で、これによりアーロンチェアでは存在したリクライニングの調節機構などがこの椅子からは省かれています。
余談:憧れの椅子「イプシロン」


初めてオフィスチェアの魅力に触れたのは、Vitra(ヴィトラ)社のイプシロンという椅子でした。これが実にカッコよくて、私の心を釘付けにしたのを覚えています。リクライニング機能はシンクロナイズド・メカニカル機構により背と座が連動して、大阪のVitra製品を扱っているお店で視座させて頂きましたが、とても気持ちのいいリクライニングでした。
その後アーロンチェアに惚れてどちらを買うかとても迷いましたが、アーロンチェアを購入してすぐにイプシロンのサポートが終了したというショッキングな出来事があり、今に至ります。
アーロンチェアの購入先
FAQの内容と被りますが、皆さん気になるのが「どこで買うか」よりも「新品を買うべきか、中古を買うべきか」なんじゃないかと思います。私から言わせれば、「どちらを選んでも後悔することはない」です。中古もおすすめする理由ですが、アーロンチェアはとにかく中古の球数が多く、そんなに希少ではないので良品が買いやすいです。(ポスチャーフィットは高いですが。)
値段の相場としてはヤフオクなら5万円くらいから中古品が揃っていますので、検討してみては如何でしょうか。とても頑丈な椅子なので、中古品でも大切に扱えば何年でもくたびれずに使えるはずです。ちゃんとしたお店で買いたいのならば、以下のショップをおすすめしておきます。
【オフィスバスターズ】
https://x.gd/gzIHm
【トレタテ】
https://x.gd/npHG8
新品を買いたい人はやはり「12年保証」と今ならば最新テクノロジーの「アーロンチェア・リマスタード」を求めている人なんじゃないかと思います。こちらはお値段はかなりしますが、より進化した座り心地と無敵の12年保証でアーロンチェアの快適さを骨の髄まで味わいたい人へオススメします。
【庄文堂(私はここで購入しました)】
https://shobundo.biz/c/acr
まとめ

如何でしたでしょうか。究極の座り心地を提供してくれるオフィスチェア「アーロンチェア」私はこの椅子にしてから何時間でも集中して作業出来るようになりました。
正規代理店で購入すると12年保証がつきますが、価格も25万円以上と鼻血が出る価格となっています。しかしアーロンチェアは中古品を扱う業者も多く、アーロンチェアクラシックのランバーサポートであれば5万円ほどで買うことができます。
私はアーロンチェアは二台使ってきましたが(一台は引っ越し時に譲渡)、ランバーサポート以外一度も壊れることがなかったので、次買う時はちゃんとした業者なら中古品でもいいかなと思っています。 ※個人的にはポスチャーフィット型をオススメします。
私もこの椅子とともにキャリアの幕を閉じたいと思うほどの素晴らしい椅子です。
フリーランスの皆さん、ここは長期投資と考えて自分だけの椅子選び、一度検討してみては如何でしょうか。
<参照元一覧>
ハーマンミラージャパン公式サイト
アーロンチェアの最新モデルの特徴や調整機能、サイズ展開などが網羅されてます。
https://www.hermanmiller.com/ja_jp/products/seating/office-chairs/aeron-chairs/
Tabroom.jp(タブルーム)
国内の販売店情報が纏まっており、アーロンチェア取扱店の実店舗情報や閉店情報を確認可能。
https://tabroom.jp/contents/select-shop/herman-miller/
Fashionsnap.com(ファッションスナップ)
表参道のセレクトショップ閉店情報やブランド背景について詳しく掲載されてます。
https://www.fashionsnap.com/article/2023-06-07/deim-close/