製品提供:デルタ電子
スマホやデジカメ、モバイルバッテリーやその他IOT機器など…
USB PDが搭載された製品が多くなってきましたよね。
でも、それらのUSB PDが高速充電に対応していれば、短い時間でピンチに陥ったバッテリーを素早く充電出来るってご存知ですか?
USB PD高速充電で快適なITライフを送る!
お手持ちの機器がUSB PDの高速充電に対応しているのであれば、是非活用したいところ。
ただしそれには高速充電に対応した、専用の充電器が必要になります。
今回紹介する製品「Innergie USB-C電源アダプタ」は、通常なら1口タイプが多いUSB PD高速充電器の中において、2口のUSB端子を備えた製品になります。
使ってみたらすごく便利でしたので、紹介したいと思います。
Innergieとは?
Innergieブランドを展開する母体の会社は、本社を台湾に置き、今年設立50年を迎えた Delta Electronicsです。世界No.1電源メーカーとして、電子部品など様々な分野で数多くの実績を積み上げています。
製品外観
製品パッケージはとてもコンパクトに収められており。スッキリとした外観。
パッケージ前面にはほとんどのデバイスで使用可能と書かれており、期待が膨らみます。
製品パッケージ裏面は最大合計出力63Wと書かれています。
最近のUSB PD高速充電器においては一般的な数字かと思われますが、2口での合計でのMAX出力ですので、対応容量は大きいと思われます。
製品外観。横幅5.5cm×縦幅5cm×厚み3cmのコンパクト設計。かなりスッキリとした小型な充電器で、普段使いのみならず旅行や出張先でも持ち運びに苦にならないサイズです。このサイズで63W対応であれば、中々に凄い製品なのではないでしょうか。
USB PDの端子は2口。大容量高速充電器は1口の設計が多いのですが、2口にすることによって利便性を上げました。
普段使いにおいて2口はとても便利で、電源タップの数が足りなくなる心配を減らしてくれます。
充電性能(1口挿し)
ここからは実際の電源の性能を見ていきたいと思います。
まずは2口同時充電ではなく、1口利用での充電性能。
今回使用する機器は、すべてUSB PDの高速充電に対応した機器です。
上からMacBook Pro、左下はモバイルバッテリー、右下はSHARPのAQUOS R2です。
いずれもバッテリーが切れかかった状態で計測を行います。
1.MacBook Pro
まずはMacBook Proに単体挿ししてみました。
充電速度の結果は、ハナマル100点の45W!
Apple純正の充電器に劣らずの充電速度で、いかんなく性能が発揮されてると言えます。
Appleの充電器は1口ですから、本製品に乗り換える価値は十分にありますね。
2.AQUOS R2
つづいてはSHARPのスマホ、AQUOS R2で試してみました。
結果は10W。十分に高速な速度で充電が行われているのが伺えます。
ここでもハナマル100点。普段のスマホ付属充電器にとって変わって使いたいですね。
3.モバイルバッテリー
最後に私が普段愛用している、5000mAhのモバイルバッテリーで試してみました。
結果は38W!みるみるバッテリーの充電ランプが点灯していきます。
急なお出かけで充電してる時間がない!という時でも5分も充電すればまぁまぁ貯まる嬉しい速度です。
1口で使えば対応機器のポテンシャルを最大限に引き出してくれる充電速度です。普段の生活において急を要する時でも安心できるスピードは快感ですね。
充電性能(2口挿し)
最後に、2口同時充電における速度を比較してみました。
1.MacBook Pro&モバイルバッテリー(Mac側の充電速度)
MacBook Proとモバイルバッテリーを同時充電しながら比較してみました。
結果、Macbook Proの充電速度は27W。
充電ワット数の高いモバイルバッテリーとの兼ね合いですが、それでも30W近くの性能を叩き出してくれました。
同時充電したままMacBook Proを動かすには心もとない数字ですが、使用してない空き時間であればこれで十分。
2.MacBook Pro&モバイルバッテリー(バッテリー側の充電速度)
逆にモバイル側の充電速度はどうかと言うと、結果は25W。
モバイルバッテリーの性能は最大限まで引き出せませんが、MacBok Proとバランスよく充電をシェアしている数値ですので、十分な速度と言えます。
3.モバイルバッテリー&AQUOS R2
最後にモバイルバッテリーとAQUOS R2の同時充電で試してみました。
結果、モバイルバッテリーはMacBook Pro接続時に比べてやや上昇の33W。
モバイルバッテリーの性能をフルに近い数値で充電出来ることが分かりました。
ちなみにAQUOS R2側は単体挿しの時と変わらず10W。
充電器側にはまだ性能の余裕があるはずなのですが、ピークに少し遊びを持たせている感じですかね。シェアすると大体こんな感じの充電速度でした。
2口で使えば充電器の最大容量に見合った充電のシェア速度ではなく、性能に少し遊びを持たせて充電器にMAXパワーにゆとりを持たせている感じ。
63Wフルにシェアするのではなく、大体50W前後をシェアする感じでしょうか。
MAXパワーを抑えて、製品の安全性を確保していると思われます。
まとめ
如何でしたでしょうか?
単体挿し、2口挿し、どちらも十分な性能が得られました。
特に単体挿しの時の充電スピードは爆速で、充電難民に落ち入りがちな朝の慌ただしい時間にも、その性能で助けられるシーンも多いのではないかと思います。
「Innergie USB-C電源アダプタ」、価格もサイズもコンパクトなのでぜひ一度購入のご検討をしてみては如何でしょうか?
製品提供:デルタ電子
パッケージ、製品ともにミニマムなサイズで、電源の場所取りに苦労することがなく使いやすい。また、清潔感のあるデザイン&カラーでごちゃつく電源周りにおいてスッキリとした印象を与えてくれます。