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CIOがまたやってくれた!世界最薄・軽量の美しいモバイルバッテリーをレビュー!

CIO SMARTCOBY Pro SLIM:アイキャッチ

製品提供:CIO

普段私はキャンプが趣味でして、1ヶ月に1回、相方さんとふらっとお泊まりキャンプをします。大自然に包まれて原始の魂を磨く訳ですが、そこには電源などというものはありません。(備えてるキャンプ場もありますが)

そんな環境に備えてモバイルバッテリーを必ず持っていくわけですが、私はウルトラライト(UL)というものを実践しておりまして、とにかく軽くてコンパクトなキャンプギアを1g単位で煮詰めてザックにパッキングします。(美しさやカッコ良さも重視します。)

そんな中、私が現在使っているモバイルバッテリーは結構サイズがあり、どうにかしてシェイプしたいギアの候補の1つでした。しかし性能には妥協したくありません。

そこで今回再びCIOさんとご縁を結び、2024年に誕生したばかりのモバイルバッテリーをご提供して頂き、レビューをする事になりました。

今回レビューするのは「SMARTCOBY Pro SLIM」です。

このガジェットが刺さる人
  • 最薄&軽量のモバイルバッテリーを探してる
  • 信頼のおけるブランドがいい
  • コスパを求めるが機能に妥協したくない
  • 所有感を満たすガジェットであってほしい
  • スペックは35W/10,000mAhのもの

CIOのガジェットの信頼感

今、我が家にはCIOのガジェットが2つあります。
1つは最大140WのUSB-C三口のモンスター急速充電器「NovaPortTrio II」が我が家のデバイス充電器のエースストライカーです。

【ガジェットレビュー】NovaPort Trio II: 次世代充電規格に対応した140Wのモンスター充電器

もう1つはマグネット内蔵式で最大240Wの充電に対応した両端USB-Cの「スパイラルシリコンケーブル」これは抜群に使いやすく、先日もう一本ホワイトをAmazonで購入しました。

柔よく剛を制す!CIOの「スパイラルシリコンケーブル」をレビュー!

2つともスペック・デザイン・コストパフォーマンスともに他社を引き離しているんですね。そんなCIO独自の世界観の魅力は、買った人には必ず伝わるものだと感じています。

そんな私が今現在、絶大の信頼を寄せる推しのブランド「CIO」。

今回ご提供頂いたモバイルバッテリー「SMARTCOBY Pro SLIM」も期待値がとても高いです。
基本スペックは最大35W出力/10,000mAhです。
そんなガジェットを本日も忖度無しでレビューしたいと思います。

SMARTCOBY Pro SLIMの第一印象

SMARTCOBY Pro SLIMの鮮やかなカラーの外箱

今までのCIOさんのガジェットのパッケージを見て感じるのは徹底したブランディング。どの製品も一気通貫なパッケージデザインとなっていて、CIOパープルとも言うべき爽やかな紫と白のコントラストが気持ちいいです。デザインも細かなところに特色が使われており、高級感があります。

SMARTCOBY Pro SLIMの付属品

付属品はやや多めですが、広告カードなどの鬱陶しい物ではなく、ブランドメッセージが書かれたカードなどであり、情熱ポイントが高いです。

CIOのメッセージカード
クリックで拡大します

カードには高らかに「世界最薄」と書かれています。CIOの製品は何某かわくわくするオンリーワンが掲げられており、独自の世界観を築きあげています。

コンパクトなSMARTCOBY Pro SLIMのサイズ

パッケージから商品を取り出すと、とてもコンパクトで白が映えるモバイルバッテリーが出てきました。色が純白ではなくややアイボリー寄りのオフホワイトで、色気があります。

今まで使っていたモバイルバッテリーとのサイズ比較
本体の厚みの比較

サイズは従来使っていたモバイルバッテリーに比べて長さがとてもコンパクトで、逆に厚みはそこそこあるように感じましたが、実際は今まで使っていたモバイルバッテリーと並べてみるとCIOの方が割と薄かったです。

SMARTCOBY Pro SLIMの重量計測の画

重量も181gで今までのモバイルバッテリーに比べて約50g軽く、ウルトラライトなキャンプ用のギアとしてはベストなサイズと重量です。もちろんキャンプだけではなく、カフェノマドでガジェットポーチに収めるにしてもとても小さく、軽量で取り回しが大変良いです。

SMARTCOBY Pro SLIMのデザイン

ここでは実際のデザイン部分を評価してみたいと思います。

各種ボタンと端子

ボディのサイドにはバッテリー残量確認ボタン(2回押すと電源オフ)があり、またボディのロゴ側にはUSB-A×1、USB-C×2がついています。

傷が付きにくく手触りの良いシボ加工

SMARTCOBY Pro SLIMのシボ加工の画。サラサラしている。

ボディ表面はザラザラしたシボ加工が施されており、大変手触りが良く、高級感を演出しています。また、このシボのお陰で傷がつきにくい仕様となっています。そして箔押しされたCIOのロゴマークが白地に映えており、とてもキレイです。

他社にはないデザインセンス

SMARTCOBY Pro SLIMを手に持った画。角がキレイに落とされた本体。

このデザインの私のお気に入りポイントは角がストンと落とされたデザインです。各社のモバイルバッテリーは大抵角は面取りがしてあり丸っこいフォルムなのですが、SMARTCOBY Pro SLIMは表も裏も面取りがされずスパッとエッジが立っていて、彫刻のような美的センスの塊と言えます。またストンと切られているのにサイドは僅かに膨らみんでおり、そのフォルムのせいか、角の部分が縁取りがあるように見え、独特の色気を放っています。一ガジェットとして美しいです。

裏面もスッキリセンス良く

SMARTCOBY Pro SLIMの裏面。ここもセンス良く表記がまとまっている。

裏面も英文の注意文がセンス良く書かれています。
レイアウトやフォントもとても品良く組版されています。

美しく見やすいLEDインジケーター

SMARTCOBY Pro SLIMの充電時のLED点灯の画。

これは初め見た時非常に美しいなと思ったのですが、バッテリー残量が鮮やかなLEDで残量表示される事。大抵のモバイルバッテリーは丸ポチのインジケーターランプなので、この演出はガジェット好きとしては刺さります。ただしランプは充電池の模様なのですが、後述するように数値の方が分かりやすいかなと思いました。

他社とのスペック比較

競合他社のモバイルバッテリーとどう違うのかスペックを比較してみました。

項目CIO SMARTCOBY Pro SLIMJUOVI 10000mAh 35W Power BankBoundless 35W Mini 10000mAhEpico UltraPack 35W 10000mAhGreen Lion Retractable 35W 10000mAh
厚さ約16.2mm約26.4mm約25mm約25mm約27.5mm
重量約180g約228g約200g約200g約250g
ポート構成USB-C×2、USB-A×1USB-C×2、USB-A×1USB-C×1、USB-A×1USB-C×1、内蔵USB-CケーブルUSB-C×1、内蔵USB-Cケーブル
同時充電可能数最大3台最大3台最大2台最大2台最大2台
残量表示1%単位のLED表示デジタル表示LED表示LED表示LED表示
内蔵ケーブルなしなしUSB-C内蔵USB-C内蔵USB-C内蔵
表面仕上げシボ加工(指紋防止)光沢仕上げマット仕上げアルミニウム仕上げマット仕上げ
価格帯(参考)約6,000〜7,500円約6,000〜8,000円約8,000〜10,000円約9,000〜11,000円約7,000〜9,000円

他社製品のモバイルバッテリーと比較して薄さが際立ちます。さすが世界最薄と銘打っているだけはります。そして軽いです。そしてコストパフォーマンスの良さ。他社も後出しでいつかはこのスペックも破られるかもしれませんが、現時点ではスペック・コストパフォーマンスを含めて最強クラスのモバイルバッテリーであることが分かります。

SMARTCOBY Pro SLIMの機能

ここでは2つの機能にフォーカスを当ててみたいと思います。

パススルー充電に対応

SMARTCOBY Pro SLIMに端末を2つ繋ぎ、同時に本体もパススルー充電している画。

SMARTCOBY Pro SLIMの特徴として、パススルー充電に対応していること。これは何かと言うと、本体を充電しながらスマホ等を同時に充電出来るということ。忙しいお出かけ時にスマホもモバイルバッテリーも充電したい!という時には便利です。

最大3機種への同時充電が可能

三台同時充電にも対応。

ちょっとUSB-Cが刺さるデバイスが2台しかないのでこんな画ですが、最大3つのデバイスを同時に充電可能です。10,000mAhなのでデバイスによっては3台ともフル充電とはいきませんが、いざと言う時に役立つ機能ですね。

SMARTCOBY Pro SLIMの充電性能

実際にSHARP AQUOS R2とiPhone16 Proへの充電でどれくらいの性能か試してみました。

AQUOS R2

まずはAQUOS R2から行きます。

充電速度を計測中。

AQUOS R2の結果。

iPhone 16 Pro

次にiPhone 16 Proでいきます。

充電速度を計測中。

iPhone 16 Proの結果。

SMARTCOBY Pro SLIMの俯瞰図。

最後にSMARTCOBY Pro SLIMの充電速度も計測してみようと思います。

充電速度を計測中。

SMARTCOBY Pro SLIMの結果。

【結果一覧】
SHARP AQUOS R2…5V10W
iPhone16 Pro…15V/20W
SMARTCOBY Pro SLIM…20V/34W

AQUOS R2は世代が古いため、理論値では15Wほど速度が出るはずですが、この速度に落ち着いています。一昔前の急速充電の速度ですね。
それに比べてiPhone16 Proは現代的なスピードで、iPhoneの公称限界値に近い急速充電が出来ています。
※デバイスはどちらもバッテリーを半分以下にして充電性能が落ちないようにして測定しています。

SMARTCOBY Pro SLIMの充電速度は圧巻ですね。これだけ速いとお出かけ前の僅かな充電でも結構溜まりそうです。充電時間は公表されていませんが、ちょっと測ってみました。

SMARTCOBY Pro SLIMの充電時間。

急速充電で約1時間12分で満充電できました。比較対象がないのであれですが、中々速いのではないでしょうか。

豆知識

スマホやタブレット、ノートPCなどはデバイスを充電から保護するため、バッテリー残量が50%以上残っていると充電速度が落ちます。また、バッテリー残量が80%以上残っていると、急速充電を停止してトリクル充電モードになり、ゆっくり充電します。

SMARTCOBY Pro SLIMの独自性

SMARTCOBY Pro SLIMを手に取る図。

「NovaPortTrio II」や「スパイラルシリコンケーブル」でも感じたのですが、CIOは機能性の高さに目を奪われがちですが「所有する喜び」を大切にしているブランドだなと感じています。今回の「SMARTCOBY Pro SLIM」も質感の高さと機能性が高い次元で纏まっており、“CIOクオリティ“と呼べるブランディングの熱意を感じさせます。なのに安い。そして所有感がある。

造り手の製品への情熱が伝わってきて、オンリーワンの世界観を作り出しています。こんな小さなガジェットでそれを感じさせるのは素敵な事だなと私は感じます。

まとめ

SMARTCOBY Pro SLIMイメージショット。

「SMARTCOBY Pro SLIM」は使ってみてとても隙がなく、所有感を満たしてくれるガジェットだなと感じたのが素直な感想です。充分な性能に加え、同クラスの製品に対して世界最薄級でしかも美しさも兼ね備えています。欠点らしい欠点が見つからず…提灯記事だと思われそうですが、やはり良いモノは良いですね。

CIOのクオリティは今後も目が離せません。
どうか手広く攻めず、種類は少なくともこのクオリティを維持してほしいです。

私のガジェットポーチの一軍入り間違いなしな素敵なガジェットでした。

総合評価・価格

総合評価:★4つ
価格:4,818円(2025年5月現在の価格)

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