製品サンプル提供: Soundfort(MJTS株式会社)
最近音楽周りの投稿がやたら記事の割合を占めている筆者Tです😁
皆さんこんばんわ!
若い頃は音楽なんて聴ければいい!って感じであんまり音周りの細かい環境ってこだわってこなかったんですよね。
今でもウチのiMacから直接音楽を鳴らしてもそこそこ鳴ってくれます(←オイ!)
でも拘りだすと突き詰めるのもまた音楽の深みで、楽しいところです。
そんなこんなで、今日は音響メーカーのSoundfortさんからハイエンドUSB-DAC「DS-200」をお借りしましたのでレビューしてみたいと思います!
そもそもUSB-DACって何?
はいそこ!良い質問です!
音楽なんて良いスピーカーかヘッドホンで聴けば良いんじゃね?
って声が聞こえて来そうですが、音楽をちゃんと見つめ直すと意外と改善点ってあるんですよね。
例えば以下みたいな感じです。
- 良い音源(ビット数・周波数)
- 良いA/D変換(イン・アウト)
- 良いアンプ(信号の増減)
- 良いスピーカー・ヘッドホン
- 良い耳(笑)
この5つの内2と3番目を担ってくれるのが「USB-DAC」なんですね!
詳しい説明は省きますが、要はパソコンで音楽を聞く分には内蔵のシステムが貧弱で音にノイズが乗ったり、曇ったり…そんな弊害があるんですね。
これは限られた予算でパソコンはつくられている訳ですから仕方が有りません。
それらを解決して、美しい音に変換してくれるのがUSB-DACなわけです。
ちなみに音を突き詰めると一番環境が良いのは「ヘッドホン」です。
なのでUSB-DACは最高の音源を最高の環境であるヘッドホンで聴くために作られているんです。
そんなわけで音楽の世界は海外が一歩リードするなか、日本の侍スピリッツが魂を込めて設計したUSB-DAC「DS-200」が登場したのです。
↑今回はこの機種をレビューします!
「DS-200」の美麗な外装
DS-200の開封の儀などは行わず早速外装から見ていきましょう。
正面からの見た目はとてもシンプルです。電源ボタン、ヘッドホンジャック、ボリュームスイッチの3点です。
ボリュームスイッチはアルミ削り出しで高級感があり、適度なトルクの回し心地が気持ち良いです。
こういう細かい部分って意外と大切なんですよね。
背面のインターフェース多すぎず、少なすぎずで好感が持てます。
余計な機能は削ぎ落として音質をとことん追求する!という姿勢に期待大😄
付属品も至ってシンプルです。AC電源とUSBケーブルのみ。
つまりは接続も簡単な訳です。
接続と設定はすごく簡単です
接続はいたってシンプルなのでサクッと説明しちゃいましょう!
AC電源をつないで、USBケーブルをパソコンに繋ぎます。
機械的な接続はたったこれだけです。
あとはパソコン側の設定でオーディオ出力を「DS-200 USB DAC」にしてやれば設定は完了!
音楽環境とオーディオ設定
「DS-200」をレビューするために今回用意した機材とセッティングを紹介します。
今回の試聴ヘッドホンは以前紹介したアシダ音響の「TAKUMI」ヘッドホンです。
モニターヘッドホンなので素直に音が聴けるリスニング環境にします。
ちなみにDS-200の面白い特徴として流れている音源に合わせて自動的に「音源モード」と「サンプリング周波数」がライトで点灯されます。
オーディオマニアには割とたまらない機能なのではないでしょうか。
では準備が整ったので実際に音質をレビューしてみますね!
実際に音源をMACで聴いてみた
試したみた音源のジャンルは4つ。
クラシック、ダンス、POP、R&Bです。
DS-200は果たしてどんな音を鳴らしてくれるのでしょうか。
【クラシック】ショパン
まずはクラシックの王道ショパンから。
聴いてみて一番に思ったのが「中高音がキラキラしている!」でした。
ヘッドホン直刺しで聴くより音のこもりが取れ、音の輪郭がクッキリしてます。
そして音の性格はかなりフラット。
どこかバランスを崩したようなとんがりを見せては来ません。
これはすごく聴きやすいです。
【ダンス】80s’BEST
次いで聴いたのは80s’の名曲をユーロビート化したBEST集。
普段聴く分には割とドンシャリ系な低音の効いた曲が多いのですが如何に。
中高音寄りのチューニングが目立つためか、低音は強調されない感じですね。
低音が弱いという意味ではなく締りがあります。
またBPMの速さに対しキレを感じます。
でもキレッキレ!な感じではなく程よく味付けされたスピード感です。
嫌いではないですね😃🌟
【POP】Savage garden
三枚目には90年代後半に世界的人気を博したオーストラリアのPOPです。
どこか切ないメロディが特徴で音質としてはニュートラルな音源となります。
これはいいですね。
音場がすごく広く感じます。
メロウな音質にどこまでも澄み渡る音質で、天井が一弾広くなった空間性を感じさせます。
音の性格はとにかくフラット。
癖というものが全く無く、クリアな音がどこまでも耳に優しいです。
【R&B】ホイットニー
最後はR&B界の巨匠、ホイットニー・ヒューストンです。
中高音を得意とするDS-200には相性が良いと思うのですがどうでしょうか。
これは大当たりでした!
ヒューストンのリップの繊細な擦れまでもがクリアに聞こえ、音がキラキラしてる!
スローなのにスピード感がある!
音抜けの良さ、音圧バランス、解像度、どれを取っても素晴らしい仕上がりでまるでヒューストンの側で音楽を聴いている距離感を堪能させてくれます。
これはまぎれもなくR&Bでは最高の音質環境だと思います!
総評:中高音のクリアさがキレる!
如何でしたでしょうか?
総評としては中高音に煌めきのある音を堪能させてくれる、素晴らしい逸品でした。
ちょっとお値段は張りますがその分ずば抜けて良い音を感じさせてくれます。
- ハイエンドな中高音が手に入るコスパ性
- 無駄な機能がなくコンパクトな接続性
- インテリアとして大人の渋さ漂う逸品
というまとめで、個人的にはこの価格でこの音が手に入るのなら買ってもいいかな…と思わせてくれるものでした。
・素直な音質でクリアな音場が欲しい
・一生モノのUSB-DACが欲しい
・POPやR&Bなどをよく聴く方
評価をまとめるとこんな感じですね。
締まりのある低音は立ち上がりの良さもありJAZZにも向いているのかもしれません!
USB-DACの世界は楽しいですよ!一緒に迷子になりませんか?
以上、DS-200のレビューでした!
See You Again!!
今日はオーディオファンなら思わず興味が湧く日本のクラフトマンシップが詰まったUSB-DAC「DS-200」をレビューするよ!