ソナスファベール「ルミナ3(LuminaⅢ)」音質レビュー!

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音楽のある生活に喜びを感じる筆者です。

今回のガジェットはイタリアが誇る超高級スピーカーメーカー「ソナスファベール」のエントリークラスにあたる製品「ルミナ3(LuminaⅢ)」を紹介したいと思います。

このルミナ3(LuminaⅢ)、ピュアオーディオの世界ではとても大人気でして、発売から数年経った今でも新品は数ヶ月待ち、という大変人気の高いおすすめのスピーカーです。

著名な音楽雑誌「Stereo Sound」でも映えあるベストバイに選ばれており、その人気ぶりが伺えます。

そんなルミナ3(LuminaⅢ)ですが、ソナスファベールの中では最もコストパフォーマンスに優れたシリーズでブックシェルフ型のLuminaⅠ、マルチチャンネルでセンタースピーカーとして使えるLumina Center、そしてフロアスタンド型のルミナ3(LuminaⅢ)の3つのシリーズで構成されています。

価格は税込みで297,000円。これを高いと思うか、安いと思うか、当記事が何かの目安になりましたら幸いです。

今回はそんなソナスファベールが誇る、ルミナ3(LuminaⅢ)の外観・音質が一体どういうレベルで仕上がっているかレビューしてみたいと思います。

Image:Sound Sonata
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ルミナ3(LuminaⅢ)の外観レビュー

それではまず、ルミナ3(LuminaⅢ)の外観を見ていきたいと思います。

コンパクトながら仕上がりが美しいエンクロージャー

筆者が購入したのはピアノブラック仕上げのバージョンです。他にも木目が美しい「ウォルナット」ワイン色が渋い「ウエンゲ」がありますが、使っている他のAV機器に馴染む色にしたく、ピアノブラックを選びました。

ルミナ3(LuminaⅢ)を見た第一印象は「小さい!」でした。
通常の他社のフロアスタンド型に比べて、高さ・横幅・奥行き共に非常にコンパクトで、15cmと小さなウーファーがその印象に拍車をかけます。

ここまでスラリとしたエンクロージャーで果たして良い音がなるのか?と最初は疑問でしたが、後述します音質レビューでその概念がひっくり返されました。

おすすめポイント1:美しい革張りのエンクロージャー

エンクロージャーの天板と側面はフェイクレザーで覆われており、触ると非常にしっとりとした質感を感じます。

ちなみにルミナ3(LuminaⅢ)はイタリアのソナスファベールの工房にて一台一台手作りで生産されており、このレザーも職人さんの手で張られています。

また、フロントパネルは突板を何層にも重ねて作られており、ピアノブラックでは塗装で分かりませんが、他のカラーですと美しい仕上がりを目にする事が出来ます。

おすすめポイント2:高級感のあるフロントフェイス

ルミナ3(LuminaⅢ)のツィーターとミッドレンジの部分です。
ツィーターはアローポイントと呼ばれる独自の技術で構成されており、ツィーターのソフトドーム部分の頂点を抑え込むようなデザインとなっています。

ミッドレンジのスピーカーはソナスファベールのロゴがプリントされており、さり気ないワンポイントが施されています。

ツィーターとミッドレンジの周りにはシルバーのリングが飾られており、大変高級感のある仕上がりです。

おすすめポイント3:質感の高いウーファーとロゴ

ルミナ3(LuminaⅢ)の低音を担うウーファーは15cmのものが2基搭載されております。
ウーファーはさらりとした軽そうでマットな質感の素材が使われており、ウーファーの応答性が高そうです。

また、ウーファーの下にはソナスファベールの文体ロゴがプリントではなく、アルミ?で飾られており、ルミナ3(LuminaⅢ)の外観上の美しいアクセントとなっています。

おすすめポイント4:バイワイヤリング接続対応

ソナスファベール ルミナ3(LuminaⅢ)はバイワイヤリング接続に対応しています。
高音、低音のスピーカーケーブルを別々にアンプに接続することにより、より次元の高い音質が望めます。

また、こういう見えない箇所にもデザインに抜かりがないのも、ソナスファベールの強いこだわりを感じます。

ルミナ3(LuminaⅢ)の音質レビュー

それでは、ルミナ3(LuminaⅢ)の音質について言及してみたいと思います。
本製品を一ヶ月ほどエイジングさせてのレビューになります。

今回レビューに用いたリファレンスアルバムはJAZZボーカリストのダイアナ・クラールと、JAZZ界の大御所ビル・エヴァンスの2枚です。

コンパクトなのに圧倒的な高音質のルミナ3(LuminaⅢ)

ソナスファベール ルミナ3(LuminaⅢ)を一聴して感じたのは、圧倒的な高音域の質感で、ボーカルはB&Wを思わせる透き通った高解像度の音質です。

リップの濡れ感まで見事に表現し、湿度のあるテクチャーで、これぞソナスファベールサウンドといった音色です。女性ボーカルが特に美しく感じます。

弦楽器は複雑な音階をリアルに、しなやかに響かせてくれます。
耳に刺さるようなキンキンした音質ではなく、やや音の先端に丸みを帯びたような優しい音です。

中低音はかなりレンジが広く、試しにAVアンプにて映画を見てみましたが、サブウーファーが必要ないと思えるほどの低音を描き出してくれます。

オーディオ的な中低音で言えば、ウッドベースの表現がとてもリズミカルで、量感のある低音をボワつくことなくタイトに響かせます。

今回のレビューに使ったアルバムは二枚ともJAZZなのですが、ルミナ3(LuminaⅢ)はクラシックの大編成の表現にも長けており、実に音場の広い臨場感のある音楽を聴かせてくれます。

総じてジャンルを選ばないオールマイティなスピーカーですが、特に楽しく聞こえるジャンルはクラシックとJAZZではないでしょうか。

この価格でこの音質は正直かなりのコストパフォーマンスではないかと思います。

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ルミナ3(LuminaⅢ)のライバルスピーカー

ソナスファベール ルミナ3(LuminaⅢ)の価格は297,000円(税込)ですが、この価格帯は色々とライバルがひしめくクラスです。

最後にそんな価格帯でのライバルスピーカーを一部紹介したいと思います。
ルミナ3(LuminaⅢ)のみならず、比較検討の一助になりましたら幸いです。

JBL 4312G

まず、JBLの4312Gです。アメリカのブランドのスピーカーで、30cmの巨大なウーファーを持つこの製品は、売れ筋で見ればルミナ3(LuminaⅢ)の最大のライバルとなります。アメリカンのノリを持つこのスピーカーはとにかくパワフル。ロックやJAZZなどを得意とし、長年に渡って人気を得てきたシリーズです。

DALI Opticon6

デンマークの名門、DALIのミドルクラスのスピーカーです。
筆者も長年DALIを使用してきたこともあり、音質とアフターケアにはとても信頼におけるブランドです。

Opticon 6はDALIの中核を成すスピーカーで、まろやかな響きのサウンドは「ダリサウンド」として長年愛されてきました。

B&W 707S2

国内のハイエンドスピーカーでは、ソナスファベールと人気を二分するイギリスの世界的に有名なブランド、B&Wのブックシェルフ型のスピーカーです。

B&Wの製品は総じて高音域の表現に優れており、スピーカーで解像度を求めるのならばB&W一択!と言われるほどです。筆者もソナスファベール以外で同価格帯のスピーカーを求めるのならば、これにたどり着くかも知れません。

まとめ

如何でしたでしょうか。
ソナスファベール ルミナ3(LuminaⅢ)はコンパクトながら、50万円クラスのスピーカーにも引けを取らない素晴らしい実力を備えています。

イタリアの職人が一台一台手作りで生産するこだわりのスピーカー、これを期にあなたのこだわりの一台にしてみては如何でしょうか。

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