製品サンプル提供:MKTrade
今の御時世、スタイラスペンの進化・そしてタブレットやスマホの高性能化により、スムーズにデジタルでメモを取れるようになりました。
しかし紙が廃れたわけではありません。今でもノートを使ってメモを取ることは当たり前であり、デジタルメモとアナログメモを使い分けている人が殆どだと思います。
でももし紙の書き味でデジタルにメモを取ることが出来るのなら…
今回紹介する商品はそんなデジアナ大好きな方を満たす製品です。
紙の書き味でデジタル化!「T-Note」
今回紹介する製品は、実際のノートにスラスラ書けて、なんと同時にデジタル化できちゃうという目からウロコな製品です。
しかもスマホ、タブレット、PCと幅広く対応しており、変幻自在に紙の書き味に浸りながら書いたテキストやイラストは即デジタル化!
しかも文具好きなら誰でも知ってるあのツバメノートがデザイン監修!アナログとデジタルの融合!今までにありそうで無かった画期的な製品なんです。
ツバメノートとは
ステーショナリー好きであれば必ず知っている鉄板の書き味を誇る「ツバメノート」。
かくいう私も、ロディア、デルフォニックスといった書き味に誇りを持つノートを使ってきましたが、ツバメノートには古き良き日本の紙の伝統が息づいています。
昭和22年の創業以来「良い商品づくり」をコンセプトに、名監督の黒澤明監督にも愛用されてきた実績を持つ文具メーカーです。
この度その長い歴史を持つツバメノートと最新のテクノロジーが相まみえたのです。
開封の儀
外箱はアーティスティックなイラストが描かれたガジェット心をくすぐるデザイン。センスの良さを感じさせます。
中身はオリジナルのツバメノートA5タイプ(無地、方眼紙)が一冊ずつ、T-Noteの本体と替芯(ボールペン、スタイラスペン)、充電用のUSBケーブルが入っています。※写真のサンプルではオリジナルの「ツバメポケット」が二冊ありますが、こちらは別売りの予定です。
通常、ツバメノートでは左開きのタイプしか販売されておりませんが、T-Noteに付属するツバメノートはなんと特別仕様の縦開きタイプとなっております!これはツバメファンは買うっきゃ!
各部の質感
専用のボールペンは書き心地はとても軽やかな粘度で、浅く食い込むような書き味でサラサラと書けます。これは気持ちのよいペンですね。
T-Noteを開いてスマホとツバメノートをセットした状態。
なんだかミニチュア的な書斎感が漂っておりまして、まるで習字を書くようなセット感に背筋がピンとなります。
右側のツバメノートに書いたものが、左のスマホ、もしくはタブレット・PCにデータとして描かれて行く仕組みなんです!
素材は傷の付きにくいファブリック調のPU素材を採用。
長く使う製品だからこそ、こうゆう素材一つとっても文具としては大事な部分です。
電源ボタンです。書いたメモのファイルの保存を行ったり、スマホやタブレットのBluetoothの接続を行うための装置です。
ツバメファンには堪りませんね。ツバメのロゴの刻印が、外側にどっしりと掘られています。ツバメとしては初めての本格的なオフィシャルアイテムなのではないでしょうか?
機能性の高いポケット類
ポケット類がとても充実してまして、ちょっとしたメモやカード、書類を入れるのにピッタリ。複雑すぎず、利便性の高さを追求したポケットで好感が持てます。
バインダーとしての機能も備えていて、見た目もカッコいいです。
書き味抜群のツバメノート
さて、ここからは機能面に関してレビューしていきますね。
ツバメノートの書き味は今更説明の必要もないのですが、筆記特性に優れた「中性紙フールス」を開発し、その書き心地が評判をよび、定番のノートとして定着しました。
書く角度によってはカリカリと、また角度を変えればサラサラと。自分に見合った書き味の表情が変化する書き味は、長年ファンの心を掴んで離しません。
筆記にも、イラストにもオールマイティに適したノートなんですね。
スタイラスペンとしても使用可能
ペン先の替芯はボールペンが5本、スタイラスペンが3本の計6本が付属しており、ペン先をスタイラスペンに変えた場合、ノートを使用せずにスタイラスペンとしても機能するところがとても便利ですね。
筆圧感知は通常のスタイラスペンが2,048〜4,096段階なのに対して圧巻の8,192段階。
筆圧感知のレベルの高さは繊細なタッチでもしっかり反応してくれ、筆圧感知対応ソフトで細やかな描写を実現してくれます。
この筆圧レベルはボールペンでも同様なので、ノートに書いた際、データ化される絵や文字に繊細なタッチを可能としてくれます。
スマホ、PCの同時記入が可能
このT-Noteのすごい所は、スマホとPCの同時筆記に対応しているところなんですね。
紙で書いたものが同時にスマホとPCにデジタル化されていきます。更にすごいのは、応用技として以下のような事ができます。※実際の動作は動画を参照
・右側PC:T-NoteとPCをUSBで接続、zoomの「ホワイトボード」画面共有でデータ化
・左側PC:右側PCとzoom接続、画面共有で複製表示
・スマホ:T-Noteと専用アプリで接続
なんてことも出来ちゃうんですね。
これはオンラインミーティングが画期的に捗りそうです。
紙で描いてアナログ保存、同時にスマホでデータ保存しつつ、オンラインミーティングで複製表示して皆で共有しつつ、尚且それがそのまま議事録になるという…^^;
少し頭がこんがらがってきそうですが、なんとも便利な機能の応用です。
アプリが使いやすい
アプリはとてもシンプルな操作感を実現してまして、迷うことなく操作が可能です。
以下より専用アプリがダウンロード可能です。
eDraw
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iPhoneの場合で説明をしていきますね。まず、Appstoreで「eDraw」をダウンロードします。次にアプリを開いたら「iNote」を選択します。
すると「+」マークが現れますので、それをタップし、新規にノートを作ります。新規に作ったノートは写真右側です。
写真右側の画面の右上にある「+」マークをタップします。
「メモを新規作成する」をタップします。するとBluetoothの接続が始まりますので、本体の電源をオンにして、ペアリングすれば晴れて準備完了です!
さぁ、実際に書いてみましょう!
実際に描いてみた
著者のヘナヘナな文字で申し訳ありません^^;
ツバメノートの書き味はやはり気持ち良いです。久々にアナログで文字を書いてみましたが新鮮な気持ちですね。
ツバメノートに書くと同時に、スマホでデータ化された文字が浮き出てきます。寸分の狂いもなく再現されました。この感覚は新鮮です。
この専用アプリなんですが、
- 一番右側が鉛筆モード
- その隣がマーカーモード
- 真ん中が消しゴムモード
- その左がカラー変更
- 一番左がやり直しモード
と非常にシンプルなインターフェースになっており、初めての方でも迷うことなく操作が出来るようになっています。
ではどういう風に使うかというと、、、
まずはマーカーモードにして太さを調整します。
次にカラー変更をタップして好きな色を変更します。
で、ツバメノートで罫線を何本か書いてみました。
するとスマホ側では指定したマーカーの太さ、カラー変更で指定した色が反映されて描画されるんですね!これは自由度がとても高い!
実際にこれらの機能を駆使しますとこんな絵が描けちゃいます↓↓↓
※クリックすると拡大します。
ね?すごいでしょ?
リアルの紙に線画を描きながら、アプリ上では着色が細かく描写できて、まるで液タブで描いたような絵が描けちゃうんです。
液タブには憧れるけど、液タブのペンでの描き心地が苦手な方…紙の描き心地をそのままに、着色はアプリにお任せ!そんな使い方が出来るんです。
まとめ
紙でデジタルが描けるという今までの常識から斜め上にずれた斬新な発想の本製品。しかしながらも、その発想がジャストに今までそれを願っていたユーザーにグサリと刺さる製品なのではないかと思いました。
今までにないこの製品はなんというジャンルで呼んだらいいのでしょうかね?
ツバメノートの「歴史」とT-Noteの「デジタル」の融合…素敵です。
私もこの製品で色々と遊んでみたい気持ちになりました^^
今回も素敵なガジェットの出会いに乾杯です!
以上編集部員Tがお送りしました!
製品サンプル提供:MKTrade