私はソフトダーツがとても好きで、プライベートで業務用のダーツマシン「DARTSLIVE 2EX」を自宅購入してしまうほど、ダーツにズッポリハマっていました。
↓DARTSLIVE2EX購入記事は以下で読めます↓
ブルにダーツが刺さった時のえも言われぬ快感は、私の承認欲求をどれ程満たしてくれたものか…と今でも脳裏に焼き付いています。
※レーティングはサッパリでしたが。
今でもと申し上げたのは、ダーツのし過ぎで肘を痛めてしまい、それが癖になってしまったからです。
ダーツを投げたくても投げられない…そんな欲求不満の中で何ができるかな、と思った時に私にはブログがあるじゃん、と。
そんはわけで、これからダーツを始める方に少しでも役立つよう、今回はダーツの主役パーツとも言える「バレル」をランキング別に紹介してみたいと思います。
ダーツバレルの種類と選び方
ダーツのバレルと一口に言っても様々な形状、重量、重量比があり、初心者の方はどれを選んだらいいか迷うかと思います。一番良いのは実際にショップに行き、店員さんに自分のグリップやスローイングフォームなどを伝え、自分に見合った最適なダーツバレルをセレクトしてもらい、試し投げさせていただくことですが、初めのうちは分からないことだらけでそれも難しいと思います。
ダーツバレルは最初に買った一本をずっと使う人は珍しく、上達するにつれ自分のグリップやフォームも変化し、ダーツバレルもそれに合わせて変えていくものです。
故に最初の一本が良いのか悪いのかは判断がつきづらいと思います。
なので初めの一本をなるべく無駄なく扱えるよう、以下に簡単にバレルの種類を記載しますので、購入の際の一助になればと思います。
ダーツバレルには大きく分けて3つの種類がある。
ダーツバレルには大きく分けて3つの形状が存在します。
実際に購入するにあたって、まずは以下の3種類を覚えておきましょう。
重心が掴みやすく、投げやすいダーツバレルがこの砲弾型です。
名前の通りダーツバレルの前方がトルピード型より極端に膨らんでおり、重心も前側に寄った型になります。
特徴としては重心が分かりやすく、ダーツを投げる際にまるで球体を投げるかのような感触が特徴で、これも実は投げやすいんです。
デメリットとしては、トルピードより更に膨らみがあるため、よりグルーピングがし辛いということです。
しかしハマる人には最高に投げやすいダーツバレルなので、砲弾型しか愛せなくなる沼というものが存在します。
ダーツバレルの形状が真っ直ぐな線を引いたような形をしているのがストレートバレルです。
このバレルはちょっと上級者向けで、初心者の方にはおすすめし辛いダーツバレルになるかも知れません。(あくまで個人差の話です)
何故かというとその形状にありまして、グリップすべき窪みや段差がついてない製品が多く、どこを握れば良いか分からず、グリップ迷子になりやすいからです。
しかし逆を言えばどこを握ってもOKな訳で、後方をグリップして前重心の型へ。または前方をグリップして後方重心の型へ。はたまた中央をグリップしてバランス型へ。とグリップの自由度がとにかく高く、ある程度ダーツに慣れた方へ一度試していただきたいオススメのダーツバレルになります。
また、ストレート型はハードダーツでの仕様が多いせいか、製品もヘビーな重量型が多いのも特徴です。
ダーツバレルの自由度の高い楽しみ方を紹介
ダーツバレルのチップ柄とシャフト側の穴はどちらも同じサイズだという事はご存知でしょうか?これがどういうことかと言いますと、バレルを逆さ付けして楽しむことができるという事です。
写真左は通常のバレル装着法で、右側の写真はダーツバレルを逆さまにして着けています。こうすることにより普段とは一味変わったグリップ、重心を得ることができダーツバレルの楽しみの形が増えます。
人によっては逆さづけの方が合っているという方もいるでしょう。
ダーツバレルを買ったら是非試してみてください。
実際、どうやってダーツバレルを選べばいい?
気になるダーツバレルがあれど、ネットの購入では本当に自分に合ったバレルかどうかなんて分かりません。
また、Amazonのクチコミもダーツバレルに限っては当てになりません。
何故ならば、自身に合ったバレルというのは人によって大きくバラツキがあるからです。
私も最初はAmazonのオススメのクチコミや、ダーツハイブにクチコミなどを頼りにバレルを購入していました。
しかし実際手にとって見ると、初めのうちは良いのですが慣れてくると違和感が募るんですね。
なのでどうしたら一番自分に合ったバレルを見つけられるか?と言いますと、実際にダーツショップに足を運び「自分のグリップ、投げ方、好きな重量」などを店員さんに伝え、数種類セレクトしていただくのが一番良いかと思います。
そうして実際に投げさせていただき、感触を掴むしかないのです。
お店で感触が良かったとして購入したあとも油断はなりません。
グリップというものは日に日に感触が変わるもので、一ヶ月もすれば好感触だったダーツバレルも違和感が募る可能性が大いにあるからです。
結局は、ダーツバレルにオススメというものはなく、実際に手に馴染むものを見つけるまでとっかえひっかえで探していくしかないと私は思います。
でも少しでも当たりを引きたい…
そんなあなたのために、あえてオススメのダーツバレルトップ10という形で私が実際に使った感触を元に紹介していきたいと思います。
初心者向けのダーツバレル人気おすすめ10選
ここでは私が今まで試して使いやすかったおすすめのバレルを紹介してみたいと思います。どれも一つに選び難いダーツバレルですので、ピンと来たものを選んでみるのも良いかも知れません。
1位/ターゲット パワーナインファイブ オリジナル GEN-2 フィル・テイラーモデル
ダーツ界のレジェンド・フィル・テイラーの最新モデルのダーツバレルです。
見た目のイカついデザインとは打って変わってグリップしやすく、また重量も程良いため、だれでも癖のないフォームで投げることが出来るバランスの良いおすすめダーツバレルです。ダーツの神様はバレルも神クラス!そんな風に思わせてくれるバレルです。
- 全長:40.0mm
- 最大径:7.8mm
- バレル重量:18.5g
2位/ターゲット ジェダイト80 鈴木未来モデル
日本が世界に誇る女子ダーツ界のエース、鈴木未来の最新モデルのダーツバレルです。
このシリーズは一見するとどこをグリップすべきか迷いますが、前後どちらでも慣れてしまえば大変投げやすい独得のダーツバレルだと思います。
是非一度手にとって投げてみてほしいです。おすすめ。
- 材質:タングステン80%
- 全長:48.0mm最大径:6.8mm
- バレル重量:18.0g
- 形状:トルピード
- 刻み:リングカット ダブルリングカット
3位/TARGET ターゲット PYRO G9 β パイロ ジェネレーション9 ベータ 2BA <210286> 星野光正選手モデル
日本のダーツ界のトッププロである星野光正選手のモデルです。
このシリーズは進化する度に大幅な性能アップをするという訳ではなく、寧ろレパートリーを増やして選択肢を広げるという手法で進化してきた稀有な存在のダーツバレルです。
グリップもややや後方ですが、とてもスローがしやすく、ハマるとこれしか愛せなくなるという魅力を持ったダーツバレルです。
個人的に最もオススメしたい商品です。
- 材質:90%タングステン
- 単体重量:17.0g
- 全長:39.0mm
- 最大径:7.8mm
- タイプ:2BA
4位/unicorn ユニコーン MAESTRO マエストロ SEIGO ASADA PHASE3 2BA BLACK LIMITED EDITION 浅田斉吾選手モデル
ダーツ界日本最強の男、浅田斉吾選手の最新モデルのダーツバレルです。
そのモデルのシリーズはハードダーツのモデルが多く、ソフトダーツ用の本モデルはあまり種類がありません。
しかしこのストレートバレルでありながら、後方にややグリップの窪みがあり、フォームによって使い分けることが可能です。
そしてこの怒涛の22gという超ヘビー級な重量を持つバレルは、ズドン!とボードに刺さります。他には無いこのダーツバレルならではの投げ心地は快感で、おすすめポイントです。
個人的にはトリニダードに所属していた頃のロペスシリーズも銘品のダーツバレルだと思っています。
- 材質:90%タングステン
- 単体重量:約22.0g
- 全長:48.0mm
- 最大径:6.7mm
- 重心:センタータイプ:2BA
5位/TARGET ターゲット RISING SUN 5.0 ライジングサン5.0 2BA <210101> 村松治樹選手モデル
日本ダーツ界の大ベテランであり、爽やかイケメン選手である村松治樹選手のダーツバレルです。
元祖後方グリップとも呼べる同氏のダーツバレルのシリーズは、一貫して後方グリップに拘ってきました。
その奇抜的なグリップデザインは、好き嫌いがハッキリ別れますが、私はわりと好きでオススメなダーツバレルだと思います。
しなしこうしてランキングを眺めてみますと、ターゲット勢が強いですね…このバリエーションの多さは驚きです。
- 材質:95%タングステン
- 単体重量:18.3g
- 全長:42.5mm
- 最大径:6.8mm
- タイプ:2BA
6位/DYNASTY ダイナスティー TRIPLEIGHT effort3 エフォール3 2BA 大和久明彦選手モデル
ダーツ界の哲人、大和久明彦選手のモデルです。
このシリーズは大変な人気を誇り、初心者の方からベテランの方まで幅広く愛されています。その特徴として、細身のストレート形状でありながら、グリップがしっかり決まる握り心地の良さにあると思います。
普通のダーツバレルに比べ、長さがあるためイメージとしてはやり投げをするような感じで、バレルの飛びに任せるタイプだと感じています。
最初の一本がこれでもいい位、是非オススメしたいストレートバレルの枠を超えた秀逸な製品です。
- 材質:90%タングステン
- 単体重量:20.0g
- 全長:48.0mm
- 最大径:7.0mm
- タイプ:2BA
7位/COSMO DARTS 【コスモダーツ】 桜花爛漫 岩田夏海選手モデル
日本ダーツ界の小さな実力派アイドル、岩田夏海選手のモデルです。
これも種類的にはストレートバレルの類に入りますが、このダーツバレルのおすすめポイントは「強めのかかり」にあります。
指が滑ることなく、ガッツリとグリップできる。そして18gとそこそこ重めの重量がよりグリップに安定感を与えてくれます。
これも人によってはバチ!っとハマる魅力がありますので、ダーツショップに行く機会がありましたら是非試し投げしてみてください。
- 材質:タングステン90%
- 全長:45.0mm
- 最大径:6.6mm
- バレル重量:18.0g
- 形状:ストレート
- 刻み:リングカット ウイングカット
- 規格:2BA重心:センター
8位/DYNASTY ダイナスティー A-FLOW BLACK LINE コーティングタイプ RIELL3 リエル3 2BA DARTS HIVE Limited 清水舞友選手モデル
ここ最近日本ダーツ界でメキメキと腕を伸ばしている美人女子プロダーツプレイヤー、清水舞友選手のモデルです。
このダーツバレルのオススメポイントは「The トルピード」とも言える癖のない形、17.5gという丁度よい重さも相まって、非常に手に馴染むバレルです。
ランキング的には後方に位置しましたが、他に比べ性能が劣るという訳ではなく、とても素直な製品であり、あくまで他が目立つためこの順にとしました。
初めの一歩として購入するダーツバレルは是非これをオススメしたいです。
- 材質:95%タングステン
- 単体重量:17.5g
- 全長:39.0mm
- 最大径:7.4mm
- タイプ:2BA
9位/TIGA 【ティガ】 エンプレチュ2 坂口優希恵選手モデル
太陽のような笑顔が可愛らしい日本女子ダーツ界の宝、坂口優希恵選手のモデルのダーツバレルです。このモデルなのですが、以前浅田斉吾選手が所属していたトリニダードの製品にとてもよく似ています。
グリップの心地も秀逸で、しっかりと「かかり」がありつつ、19gという女子プロ選手のモデルには珍しいヘビー級の重量感で、ズドンズドンとダーツボードに刺さります。
形もオーソドックスなトルピードですので、初心者の方でもすんなり扱うことができるオススメのダーツバレルです。
- 材質:タングステン90%
- 全長:41.0mm
- 最大径:7.6mm
- バレル重量:19.0g
- 形状:トルピード刻み:リングカット
- 規格:2BA
- 重心:センター
10位/【DMC】知野真澄モデル Sabre Masumi_SP
多くの女性ファンを虜にする日本ダーツ界の貴公子、知野真澄選手のモデルです。
このダーツバレルの特徴ですが、まず16.5gという今どき珍しい軽さのダーツバレルです。バレルは年々重たさを増していく傾向にあり、初心者の方には過ぎた重量は返って投げづらさを生み出すことになります。
そんなとき、軽いダーツが1セットあれば重さというストレスから一旦離れて、自身のコンディションを調整することが出来ます。
また、いきなり重たいダーツバレルからスタートするより、まずは適度な軽さのものからスタートした方が上達も早いと聞きます。
一家に3本、備えあれば憂い無し的な存在のバレルです。
- 全長:41mm
- 最大外径:7.2mm
- バレル重量:16.5g
- タイプ:No.5
- 材料:タングステン90%
まとめ
ダーツバレルの多くは短時間の使用では良し悪しが分かりません。
最低でも一ヶ月使ってみて初めて自分に合っているか、または違和感を感じるかというとても繊細なアイテムです。
私も今まで何十本と使ってきて、初めて「これかな」と思えるものに出会えました。
初心者の方々も、きっと1セットでは終わらない旅だと思います。
何本も使ってきて初めてスペックや形状を目にしただけで、大体の予感がつくものと思います。
今回オススメしたバレルはどれも初めの一歩として使えるオススメのダーツバレルを紹介したつもりです。
この記事がどうかあなたの初めてのダーツバレル選びの一助になりましたら幸いです。
尻すぼみで前に行くほど膨らんだ形をしているのがトルピード型の特徴です。
グリップのどこを握れば良いかが比較的分かりやすいのがこの型の特徴です。初心者に最も扱いやすいダーツバレルと言え、また熟練者でも最も支持が多いのがこのトルピード型であると言えます。
また、グリップしやすいが故自分に合ったグリップ、フォームを最短距離で迷わず身につける事ができるため、初めはこの型を選んでおけば間違いので、初めのうちは是非おすすめしたいダーツバレルです。
デメリットとしては、その膨らみが仇となりダーツを一箇所に集めるグルーピングが行いづらいという点が挙げられます。