ずっと前からブログ用のインタビューにはスマホを使っているのですが、無指向性のせいかとにかくインタビューの対象者の音が小さく、雑音に悩まされていました。
そんな中でインタビューの声をなんとか拾ってブログ用にテキスト起こししてたのですが、いよいよイライラが限界に。
そこで仮にも映像制作のプロともあろうものがこんなことではイカン!と重い腰を上げ、少し前になるのですが、指向性のあるガンマイクと三脚、スマホホルダーがドッキングした全部入りの高性能マイクシステムを購入しましたので、今回レビューしてみようと思います。
指向性ガンマイクシステム「VF-K2」開封の義
外箱はアイキャッチ画像で載せているように期待感のあるデザインで、胸が熱くなりましたが蓋を明けてみるとこれまた胸が激熱なシステムが登場しました。
安っぽさは全く皆無で、一つ一つの質感が素晴らしいです。内容物は大きめなウィンドジャマー、ガンマイク、三脚、そしてスマホを取り付けるためのホルダー各種。
※スマホに接続するためには別途接続用の変換ケーブルを購入する必要があります。
ガンマイクやスマホホルダーはアルミ製でできており、とても高級感があります。セッティングも3分と掛からず簡単にセットアップでき、すぐにシュートに入れるのは嬉しいです。
ガンマイクの付け根部分は中空構造になっており、固定せずにあえて揺れるようにすることで撮影中の衝撃から最大限音質の確保が望まれますのでイザという時も安心。
いちいち質感が立派で思わず惚れ込んでしまいます。写真では中々伝わらないこの質感…
完成した図がこちら。スマホホルダーはしっかりホールド感があり、ずり落ちることはありません。三脚もしっかりしており、屋内で使う分には不安定さはゼロ。
しっかりとした作りで剛性感が非常に高いです。インタビューのみならず、Vlog用としてもとても使い勝手が良さげですね。
なによりも見た目がカッコいい!質感がとても良く、そこそこプロ感が出ているのでシューティングの意欲が湧いてきますね。
ちなみにスマホは横置きのみならず、縦置きにもバッチリ対応しています。
そしてこの三脚、閉じると一脚になるスグレモノです。
私は普段スマホはインタビューのみで使うので、手持ちで録音ってあまりしないのですが、Vlog派の人には一粒で二度美味しい体験ができるわけですね。
肝心の音質はどうなのか?
ではシステム的には完璧なこのVF-K2の肝心なガンマイクの音質はどうなのか?
試しに「金子みすゞ」の詩集から「私と小鳥と鈴と」を朗読して音質を比較してみました。
朗読者の声がカッスカスで申し訳ありません笑
差は明確で、スマホのみの録音音声は声が室内に反響してます。そして除湿機の低周波のブーム音がずっと被ってるのが気になりますね。
それに比べて指向性の強いVF-K2は完全に声のみを拾って、他の余分な音声をシャットアウトしているのが分かります。
ここまでクリアな音声ですとテキスト起こしが捗りますね。
試しに「Vrew」で音声をテキスト化してみた
無料動画編集ソフトの「Vrew(ブリュー)」というソフトには音声をテキスト化してくれる機能がありまして、これがまぁまぁ精度が高いのですが、VF-K2で録音した音声がどれくらいの精度でテキスト化されるのか試してみました。
結果、9割の精度でテキスト化することに成功しました。
私のカッスカスの声でもここまでテキスト化されたので良い結果でしょう^^
VF-K2のクリアな音声はYoutubeなどでVlogやってる人には、かなり強い味方になるのではないでしょうか。
まとめ
Amazon価格で6000円を切って、こんな高音質な指向性ガンマイクとスマホホルダー、三脚システムの全部入りがついたこの製品はお買い得としか言えないですね。
私みたいにブログのテキスト起こし用のインタビュー機材としても、クリアな高音質を求めるYoutuber&Vlogerの皆さんにも、是非おすすめしたい製品だと感じました。
買って良かった二重丸な製品です!