ミニマムなガジェットには抗いがたい魅力が詰まっています。特に文具(ステーショナリー)には夢が沢山です。文具をガジェットと呼ぶべきか迷うところですが、ギミックがあってミニマルでワクワクするものであれば、ガジェットと呼んでいいのではないでしょうか。
そんな私は数年前に「プラスチームデミ」というステーショナリーキットを買いました。深澤 直人氏がデザインした復刻版モデルです↓
そして先日「チームデミ」を新たにまた買っちゃいました。
前に買ったのは深澤直人さんデザインの(復刻版)チームデミなのですが、今回は鮮烈なレッドの限定版「チームデミ・郵政レッド」をメルカリで購入。余りにも可愛くて衝動を抑えられませんでした。
今回はそんなチームデミ・郵政コラボモデルの文具の魅力をお伝えしようと思います。
究極の文具、プラスチームデミ・郵政コラボモデルとは?

チームデミ・郵政コラボモデルは、日本郵便創業150周年を記念して、プラス株式会社と日本郵便がコラボした数量限定のステーショナリーセットです。そのデザイン性と、単なる文具ツールではなく、高品質で洗練された使い勝手の良い文具の品質が受け、大爆発的なヒットを巻き起こしました。
- 郵便ポストの赤をイメージした限定レッドカラーのケース
- 丸型ポストとオリジナルロゴのデザイン
- 郵便物の厚みを測れる端から目盛り付き定規など、郵便モチーフの特別仕様
- 8つの文具をコンパクトに収納
- ケースやトレイ、文具は統一感ある上品な仕上げ
- マグネット収納本体を二分割にでき、使い心地も追求
と言った、チームデミのスタイルをそのまま継承しながら、今回斬新な郵政レッドを身にまとい誕生しました。
そもそもプラスチームデミとはなに?


チームデミですが、1984年にプラス社から誕生したステーショナリーキットです。このデザインをみたら「あーこれか!」と記憶が蘇る人もいるのではと思います。中にはお家にある人も結構いるのではないでしょうか。
手のひらサイズの文具セットで、「持っているだけで楽しくなる」をコンセプトに誕生。ハサミ・のり・定規など日常的に使う文具をコンパクトなケースに収納し、ギフトとしても人気を集め、累計約650万個というすごい大ヒットを記録したそうです。
現代ではデジタル化が進む中、文具のワクワク感を再び届けるため、2020年に深澤直人氏によるデザインでリニューアル・発売されています。
チームデミは「切る・貼る・綴じる・測る」という文具の本質を追求し、時代を超えて愛されるステーショナリーセットとしての歴史を今に紡いでいるのです。私もデザイナーの端くれですが、このツール開けるといつもワクワクが止まりません。イザというときもサッと使え、生涯に渡っての相棒になると革新しています。
そう、ワクワクが詰まっているんです。
チームデミの販売会社・プラス株式会社は同製品に関して以下のようなメッセージを残しています。
ワクワクが、詰まってる。
つくりたかったのは、持っている事で喜びを感じるステーショナリー。1984年に発売した手のひらサイズの文具セット「チームデミ」が美しく生まれ変わりました。
シルエットが印象的な8つのツールは、必要最小限の機能を研ぎ澄まし、アップデート。
吸い込まれる様にケースとひとつになる構造を実現しました。開ける・取り出す・使う・収める・閉じる。全ての動作から新しい体験を感じ取れるよう、音や心地よさまでデザインしています。
新しいチームデミ。
デジタル化が進む今だからこそ、思わず手に取りたくなる存在です。引用元:チームデミ
ここが刺さる!プラスチームデミ・郵政コラボモデルの魅力

無印のチームデミとの違いは朱色が使われているだけなんですけど、その色とデザインが堪らないんですよね。キャンディレッドと言うのでしょうか?艶のある赤で、中身は鮮烈なホワイト。無印のチームデミは中身がねずみ色だったので、すごく印象深い色に生まれ変わりました。フチは赤く、中身はホワイト。この取り合わせがデザイナー心をくすぐります。
細かく見ますと、郵政創業150年を記念した数量限定コラボで、郵便ポストの赤をイメージした特別なレッドカラーのケースや、丸型ポストのオリジナルロゴが施されています。
定規には端から目盛りが付いていて、郵便物の厚みを測るのに便利など、郵便にちなんだ実用的な工夫も魅力です。

手持ちのチームデミとの比較


両方を並べてみました。
コントラストがクッキリと明確で、無印版のチームデミはねずみ色ですが、郵政コラボのチームデミは鮮烈な色合いです。
すごくデザイン性が高まっており、見る人を引きつける訴求力がありますよね。
ツール自体は物差しとSIMピン以外は形は変わっておらず、純粋なカラーチェンジ版として見て取れます。ああ、可愛い。
ツールについて

プラスチームデミ・郵政レッドには8つのツールが収められています。(はさみ、テープ、液体のり、カッター、メジャー、ホッチキス、SIMピン、定規)
とてもコンパクトで玩具みたいですよね。しかし一つ一つは小さくても、品質にとても拘って作られています。その上でサイズとデザインができる限り整合性が取れるよう作られており、まさに究極の文具の救急箱と呼ぶにふさわしい品質に仕上がっています。
それぞれのツールを収める部分はマグネットになっており、サッと吸着してしまうことができ、文具をスマートに扱うことができます。例えば急な出張やお子様の夏休みの泊りがけのおでかけ、デザイン業務に携わる人の役立つギアとして、様々なシチュエーションでプラスチームデミが役立ちます。
8つのツールの詳細は以下の関連記事で紹介しています↓
他にもこんなコラボモデルがあります
ヘラルボニーコラボデザイン
アーティストであり、障害者でもある笠原鉄平(かさはらてっぺい)さんとのコラボモデルです。3種類のコラボデザインがあり、そのどれもが色彩豊かなデザインで描かれています。


BEAMSコラボモデル
BEAMSコラボモデルは、BEAMSのコーポレートカラーであるオレンジ色を採用した別注「チームデミ」で、マグネットヒンジを使った滑らかな開閉が特徴です。


ウルトラマン55周年記念限定デザイン
ウルトラマンコラボモデルは、ウルトラマン55周年記念限定デザインで、グレーのケースにウルトラマンカラーのはさみや「科学特捜隊」デザインのSIMカード交換用ピンなどがセットされています。


プラスチームデミの主な入手先
復刻版チームデミ
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チームデミ・郵政レッド
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チームデミ・ヘラルボニー
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チームデミ・ウルトラマン55周年記念限定
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まとめ
ステーショナリー(文房具は)とてもミニマムで惹き付けられる魅力があります。
特にチームデミはミニマムな文具の代表格で、なんとも言えない魅力を放っています。
普段は大きな文具を使うのであまり出番はありませんが、文具は無くしやすい代表格でもあります。そんな時、チームデミがあれば大体の事には対応出来るので助かります。あとは所有欲ですかね…。こんな文具を持っているんだという所有欲があります。
思えば文具って子どもの頃からずっと触れてきたものなんですよね。子供の頃のテクノロジーってファミコン位しかなかった頃、文房具は様々なギミックとともに進化してきました。なので私の中ではガジェットなんです。
そんなガジェット(文具)をこれからも求愛していきたいと思います。
<チームデミ公式サイト>
https://bungu.plus.co.jp/team-demi/
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