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【無料利用可能】画像生成AI「PicLumen」の使い方も含めてレビュー!

PicLumende作ったアイキャッチ画像
PicLumenで生成

タイアップ:EaseUS

驚きました。EaseUSって復旧サービスやユーティリティ系のイメージが強かったのですが、画像生成AIまで作ってたんですね。
しかもかなり機能豊富みたいで、とても気になります。

前回の「EaseMate AI」に続き、こちらも完全無料とおもいきやこちらは課金要素があります。後発ですから出来に自信があるのかもしれませんね。まずは機能面の紹介から行ってみましょう。

今回紹介するサービスは「PicLumen(ピクルーメン)」です。

生成した画像を後から編集可能

PicLumenですが、単に画像生成するだけではなく、様々な編集が可能となっています。

背景除去

背景除去の効果

生成した画像をワンクリックで背景を除去し、透過画像を作ることが出来ます。
最近流行りの機能ですね。私も滅茶苦茶使っています。画像合成を行いたい方には非常に便利な機能ですね。

画像アップスケール機能

画像アップスケールのイメージ

無料でこの機能が使えるのは珍しいですね。PicLumenは小さな画像をAI解析を行い、実用可能な大きさまでアップスケールすることが可能です。これはクリエイターにとっては結構使い手のある機能ではないでしょうか。

白黒写真をカラー化

白黒写真をカラー化のイメージ

これは他には無い機能なのではないでしょうか。モノクロの写真や白黒写真をAIが美しく着色してくれます。やり方は簡単。写真画像を選択してカラー化するプロンプトを入力し、確認ボタンをクリックするだけで、AI画像生成ツールが美しく写真を着色してくれます。例えば下書きのイラストを作成し、AIで着色する事などが考えられます。

画像リファレンス

画像リファレンスのイメージ

画像を参照して新たな画像を生成します。特徴的なのは3つの生成方法があるということ。
1つ目は顔の一貫性を維持して従来のイラストや画像の顔と差し替える方法、2つ目は参照画像をAIが解析し、新たなキャラクターの画像を生成する方法。3つ目は参照した画像の美学を作品に適用するスタイル参照の3つです。

PicLumenの使い方

ここではPicLumenの基本的な使い方を紹介します。

PicLumen公式サイト

まずは以下の公式サイトにアクセスします。
https://www.piclumen.com/ja/

次に「今すぐ試す」か「AI画像を無料生成」をクリックします。

サインイン画面

ログイン画面が出ますので、新規アカウントを作成します。

PicLumen編集画面

サインインしますと、メインページへ移動します。
忘れない内にページをブックマークしておきましょう。ぱっと見とてもシンプルなインターフェイスですが、とても濃厚な機能が上手く格納されているんですね。それをこれから紹介しますね。

ここからは必見!

左側メニューの紹介

PicLumen左側のメニュー

画面左側にはモード切替のメニューが並んでいます。

上から順に、

コミュニティ
世界中のユーザーから画像生成されイメージを見ることができます。
気になる画像があればクリックすると、イイねをしたり、コメントすることが出来ます。何気にプロンプトも見れるので、生成の参考になります。

作成
実際にプロンプト(命令文)を作成します。

ギャラリー
今まで自分が生成した画像がサムネイル表示されます。
クリックするとコミュニテイと同じく詳細を見ることができます。

ツール
様々な編集ツールがここに格納されています。
現時点では「背景を削除」機能と「画像を説明する」機能があります。「背景を削除」機能は名前の通り、背景を消したい画像をアップロードし、AI機能で背景を除去・透過画像に変換することが出来ます。「画像を説明する」機能はアップロードした画像をAI解析し、プロンプトを生成してくれる機能です。要するにマルチモーダルで言うところの画像参照による再生成を行うことができます。

報酬
今までコミュニティで活動した履歴の内容が一覧できます。アワードをコレクションする人にはとても楽しい機能かと思います。

チャレンジ
この項目では定期的にお題が出され、そのお題に沿った画像を投稿し、クオリティを競うという大変創作意欲を掻き立てる取り組みが行われています。入賞すると「ルーメン」と呼ばれるアプリ内で使用できるコインが授与されます。これは非常に素敵な取り組みですね。

上部右側メニューの紹介

PicLumen上部右側のメニュー

画面上部のプロンプト入力欄の右側にもツールが並んでいます。左から順番に紹介しますね。

プロンプトヘルパー
辞典の様なアイコンです。クリックすると様々な画像生成に関する非常に便利なアシスト機能が現れます。強力な3つの機能が格納されていますので、後ほど説明いたします。

自動翻訳
「文A」と書いてあるアイコンです。現在PicLumenでは英語のプロンプトのみ対応しています。私も最初、日本語のプロンプトで画像生成してへんてこなレスポンスしか返ってこなかったので「これはダメアプリかも…」と思っていました。この機能では日本語でプロンプトを入力し、出来上がったプロンプトを英語に翻訳してくれる機能です。日本語でプロンプトを打つ方は必ず使いましょう。

プロンプトの改善
書類アイコンです。あなたのプロンプトをAIが解析し、より良いプロンプトになるよう改善してくれる機能です。これは多くのアプリでも搭載されているのでお馴染みですね。

モデル選択
地球のようなアイコンです。ここをクリックすると、PicLumenの生成AIモデルを選ぶことができます。目的別でかなり結果が変わってきますので、思い通りの画像が生成されない場合はモデルを変えて再度生成してみるのも良いでしょう。

縦横比
「▢×1」みたいな形をしたアイコンです。出力する画像の縦横比をかなり細かく調整することができます。私は普段画像生成は「Misrosoft Create」を使っており同じ様に縦横比が調整できますが、ここまで細かくは調整できません。圧倒的です。

プロンプトヘルパーの強力な3つの機能

先ほど紹介しました「プロンプトヘルパー」ですが、以下の3つの機能が搭載されています。

1. 画像リファレンス

画像リファレンス

プロンプト(命令文)で参照したい画像をアップロードし、蓄積できる機能です。画面を閉じて再度アクセスしてもアップロードした画像は残っているため、何度でも参照することができます。これは非常に良く考えられた機能だと思います。

2. プロンプトマジック

プロンプトマジック

これはこのアプリの最大のフォーカスすべき機能なのではないでしょうか。画像生成AIは割とプロンプト(命令文)でつまづきやすいジャンルのAIだと思うんですよね。狙い通りの画像を作るにはある程度のプロンプト作りに精通していないと思い通りの画像は作れません。

プロンプトマジックはそんな問題をクリアにしてくれる機能です。どんなスタイルで画像を生成したいか、一覧から選ぶとプロンプトに追加されるのであとは生成したい画像のイメージを補助的に伝えるだけでイメージ通りの画像が作れます。

3. 画像コントロール

画像コントロール

これもとても面白い機能です。デフォルトでマッチ棒の様なポージングデータが置いてあり、これを選択してプロンプトに追加+生成したい人物などの特徴を指定すると、このポーズの通り画像が生成されます。これは他のアプリにはない特徴ではないでしょうか?ポージングを追加することもできますので、お絵かきソフトでポーズを線描きしてアップロードすれば、恐らく独自のポーズを取ることが可能なのではないかと思われます。

あと少しで読了です!

PicLumenの変換精度

実際にPicLumenの画像生成の精度がどれくらいか試してみました。

✏️元の日本語プロンプト

アニメ調、背景はラピュタのような空に浮ぶ島、天気は晴れ、学生服を着た女の子、日本人、年齢は16歳くらい、笑顔で自転車を漕いでいる、犬も一緒に走っている、フルショット、ローアングル、広角ズーム

↓生成結果の画像

PicLumenで生成した画像1

おおお!これはかなり良い感じではないでしょうか。プロンプトで述べた特徴を余すことなく表現しているように思います。どこも破綻した部分がなく、ファンタジックな一枚ですね。この一枚だけ見るととても変換精度が良いように思います。エンコード速度も非常に速く、生成に掛かった時間は10秒程度。もう一枚行ってみましょうか。

✏️元の日本語プロンプト

フィルムカメラの実写調、雨の滴る窓により掛かり、アンニュイな感じで外を眺める、20代の女性、日本人、目の下にホクロがあり、ロングヘアー、ネルシャツを着ている、背景は照明を落としたシックな部屋、寄りのバストショット、横顔

↓生成結果の画像

PicLumenで生成した画像2

「目の下のホクロ」と「ネルシャツ」の2点は再現されませんでしたが、それ以外はかなり良好な感じで生成してくれていますね。「アンニュイな感じ」という気だるさの表現がとても良く出来ていてウォームです。フィルムカメラの質感もかなり良い感じです。

もう一枚生成してみたいと思います。

✏️元の日本語プロンプト

イメージ画像の生成、ガジェットブログのアイキャッチに使えそうな画像、沢山のガジェットが整然と並んでいる、白ベースのガジェット、アングルは斜め、セピア調、実写

↓生成結果の画像

PicLumenで生成した画像3

あ〜…やっぱり…
何がやっぱりというと、現在の画像生成AIが抱える問題として、小さく整然と並んだボタンなどはグニャグニャになっちゃうんですね。この画像でもキーボードが歪んでいるのが分かります。しかし変換精度自体はオーダーに対して非常に正確な感じで、とても使いやすく思います。

最後にもう一枚ちょっと難易度が高そうなものを作ってみました。

✏️元の日本語プロンプト

東京都心のど真ん中、アスファルトの地面、地面から水しぶきとともにクジラが飛び出す、それに驚く通行人、空は晴れ

↓生成結果の画像

PicLumenで生成した画像4

東京都心の地面から突如飛び出すクジラ…プロンプト次第では生成がおかしくなりそうなファンタジーものを作ってみましたが、リアルにプロンプト通り作ってくれました。
生成の精度は他のAIに比べて引けを取らない精度だと思います。というか、トップクラスではないでしょうか。

Q&A

PicLumenとは何ですか?

PicLumen(ピクルーメン)は、EaseUSが提供するAI画像生成ツールです。テキストから画像を生成できる「テキスト生成AI」として使えるほか、写真の加工・補正などもAIによって自動化できる便利なサービスです。ユーザーはプロンプト(指示文)を入力するだけで、独自のイメージやイラストを簡単に作成できます。

PicLumenは無料で使えますか?

はい、基本的な機能は無料で利用できます。ただし、生成枚数や解像度、画像サイズなどに制限があります。高解像度出力や商用利用の拡張機能を使う場合は、有料プランの利用が必要になる場合があります。

PicLumenは日本語で使えますか?

公式サイトは基本的に英語ですが、プロンプト(命令文)は現在英語のみの対応ですが、日本語で打っても英語に変換してくれる機能があるため、簡単に画像生成が行えます。

PicLumenと他の画像生成AI(例:Midjourney、DALL·E)との違いは何ですか?

PicLumenは、初心者でも扱いやすいインターフェースと、EaseUS製品らしい直感的な操作性が特徴です。商用利用の制限が比較的緩やかで、ブログやプレゼン資料、マーケティング用途にも適しています。また、専用ソフトをインストールせずにWebブラウザ上で利用できる点も魅力です。

生成された画像は商用利用できますか?

PicLumenで生成した画像の商用利用は、利用規約の範囲内で可能です。ただし、人物の肖像や著作権的に類似性のある作品が生成された場合には注意が必要です。詳しくは公式サイトの利用規約をご確認ください。

料金プランに関して

PicLumenは基本的に無料のオンラインAI画像生成ツールなのですが、一部機能を使うためにはサブスクリプションの契約が必要です。特殊な機能を使うには「ルーメン」と呼ばれるアプリ内で使えるコインが必要です。以下にその料金プランを掲載しますね。

料金プラン一覧

まとめ

以下、メリットと気になる点を纏めたいと思います。

メリット

・背景除去など豊富なツール
・シンプルで見やすいUI/UX
・無料でも使える
・生成画像の高い変換精度
・EaseUSの高いブランド力

気になる点

・サブスク要素があるのが気になる
・日本語にまだ対応してない
・プロンプト英語変換の二度手間

印象としてはとても洗練されたインターフェイスで、しかも他社にはないツールの数々が使える珍しいサービスだということ。

肝心の画像生成AIのエンジンもとても良くできており、プロンプトに対してとても正確な応答をしてくれました。素直な感想として、他社から乗り換える価値があるかと言われると「ある」というのが私の答えです。

オンラインなのでどこでも使えて、豊富な便利ツールと正確な生成AIエンジンの使い勝手を考慮すれば、これは新しい発見とも言えるサービスなのではないかと思えるからです。

気になる方は一度この新しいツールを体験してみてくださいね。

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